無想で”夢想”

昨日は急に”出かける”と言い出した旦那に付き合って小倉へ行ってきた。特に目的がある訳でもなし。多分”一寸何処かへ出かけたい病”だったのだろう。

門司港からは電車に乗って小倉へ行く事にしたので、門司港でパーキングを探して車を入れた。偶々目に留まった海辺の安いパーキングは初めて停めた場所だったけど、そこからは下関が広く見渡せて、錆びれた感じはありつつも、気持ちの良い場所だった。.

門司港駅に向かう途中、絵画のチャリティーオークションをやっていたので、つい覗いてしまった。主催は門司港レトロ内にガラスや石などの店舗をいくつか持っている「そめきち」さん。東京の一番大きい画商さんとの付合いがあるみたい。飾られていたのは、ピカソユトリロ他の50年位前に刷られた版画ほか、バンクシーの刷り物(原本はオークション会場でシュレッダーにかかった少女と風船の絵、他)などなど。ネットオークションでいくらでも商い出来るのでは?と思うので、なぜわざわざ場所を借りてオークションなどするのだろう?と思うけれど、今まで同様のチャリティーを続けたいという意志がそれを継続させているのだろうか。

私はバンクシーの絵に魅かれたけれど、旦那さんはミュシャの版画”夢想”をチャリティーオークションにチャレンジしてみようか?と言い出して、金額書いて箱に入れた。どうなることやら?わしゃ知らん。食後だったらオークションへの参加はしなかったと思うと会場を出た後に言っていた旦那さん。確かに空腹時の行動は欲が出やすい気がします。

お昼は久々にチャンラーを食べて、麺はこんなだったっけ?と思ったものの美味しいスープで味の再確認ができました。旦那さんの食べた焼き魚定食の大きな鰺は、朝唐戸市場で仕入れたものだったそう。

昼食後、小倉に出かけたものの、駅前のロフトに行って人ごみに疲れて、余りウロチョロもせずに帰途へ。初めてロフトに行って、色の気に入ったペンを購入し、品数豊富なコスメを眺め、それなりに楽しかったけれど、以前に比べて購買意欲もなく、テンションも上がらず。

門司に戻ってきて、バナナソフトを食べながら、人混みは疲れるし長閑な所がイイね、と海辺の風景を眺めながら二人でつくづく再確認。

パーキングに戻る途中、門司で地ビールを作って出していたお店が潰れていたのは残念だった。多くの店舗が生き残るのが大変な今のこのご時世。 

オークションの方の締め切りは10月2日。さぁ、どうなることでしょう?お楽しみのような、お楽しみでないような、でもお楽しみ、かな。