仙突展@出光美術館(門司)

「 〇 」〜これくふて 茶のめ (茶菓子だと思って食べてください) 仙突

□△〇。□〜人、△〜修行、〇〜悟り。
仙突は力でなく、柳のような優しさや楽しさ。好きだなとしみじみ思う。紫の衣を授けますると妙心寺からの打診があっても、黒の衣で生涯通し、身分のほどは武士、商人、農民、大人から子供まで色んな人が書を一筆と仙突の元を訪れた。やっぱり好きだなとしみじみ思う。

丁寧に解り易く書かれた解説がなければ、添えられた賛の意味はまるで解らない。第一、草書だったり古語だったりで文字が読めない。でもその画の大らかさが微笑ましく何処か少し気が緩む。よぉ解らんと、ほったらかしにして、あれこれ大周りをした後、気付いて腑に落としハハッと笑うというのもあるやもしれぬ。

仙突の書画は説教じみていないという解説があって、説教されるのも時に悪くはないけれど、でも説教されない軽やかさの方が、楽に前に進めるということはあります。

悟りとは〇のようなもの。まんじゅうを食べるように、お茶を飲むように、悟りを求めて参りましょうか。



・・・と書いて、依然、進めず。。。身重?