学習到達度「世界一」フィンランド
(ちょっと記事は古いけれど、新聞より抜粋して忘れないようにφ(.. ) メモメモ)
学校が出す宿題について、一方的にこれをやってきなさいといっても、なかなかやってこない。しかし「もっと勉強したい人は、この問題を解いてみたら」などと投げかけると殆どの生徒が取り組むという。
高校進学は中学卒業の成績で決まり、自分で卒業成績が低いと思えば、もう一年余計に中学へ通うことも可能。その場合、落ちこぼれと言われるどころか、むしろ長い期間勉強したという捉え方をされる。日本のような受験戦争とは無縁だ。
他人と比較して上か下かという考え方をしない。
PISA(学習到達度調査)でフィンランドが総合的にトップとされて以来、日本から数え切れないほどの視察があったが、そこでも、特色を出す事が競争につながっていると誤解している人が少なからずいた。現場への裁量は与えられているが、他の学校と比べて意識的に競い合ってはいない。
義務教育世界一と言われるフィンランドは授業時間が日本より少ない。
日本 フィンランド
・7〜8歳 709時間 530時間
・9〜11歳 761 673
・12〜14歳 875 815
落ちこぼれをつくらない、というだけではなく、楽しんで学ぶことが、フィンランドの教育の特徴。
個人差はあるにせよ、学ぶ事は楽しいことと、子供達は、本来本能的にそれを知っていると思う。
それが、何らかの要因・事情などで発露しなくなってしまったり、極端な他者との競争にあおられて歪んでしまったり、、、。
遊び心も動員しながら、知ることや学ぶ事の楽しさに大いにふれていけるといいと思うけれど、、、
まあ、子供もいない悠長な私だから言えることかもね。