お互い中村明美先生の教え子

先月髪を切りに行った時と同じ人に切ってもらった。
髪の毛、、どうでもいいや、、って思ってしまう私にしては、人を指名するということは珍しいこと。でも、お任せしていれば、上手くやってもらえそうな感じだったので、指名をして、あとはお任せ。

先月、久々にそのお店に行って髪を切った。思い切って切ったのは良いけれど、中途半端な感じで、気に入らず。私にしては異例の切り直しをお願いしにいった。
そしたら、これが大正解。はじめ切ってもらった時は、ほとんど何もお話しなかったのだけれど、切り直しの時、話をしたら、このお姉さん(Mさん)のキャリアにびっくり。関西で、かなり名の知れたお店におられたらしかった。そのスタジオ〈お店)は、東京からわざわざ、カットの為に飛行機で来られるお客さんもあったそうで、カットをされる先生も、海外を飛び回るような先生だったらしい。超ハードな(睡眠時間3、4時間)日々の話を聞いた。身体を壊されて地元に帰って来られたらしかった。

音楽の話(ピアノとトランペットをされていたそう)の後、ダ・ヴィンチの話がでてきた時、偶々助手に付いてくれた女の子が「画家の人って変わった人が多いですよね」と言い出すと、私はB先生の事を思い出して、かなり笑っていたら、絵描き=変人という言葉にに反応して「実は、私の父は画家なんです」とMさん。え?!と私。この界隈で画家? もしかして?と訊けば、過日私が買った絵の作者=カットしてくれたお姉さんのお父さんであることが判明。

助手についてくれた女の子も面白かった。まだ20歳。側にいるだけで、なんだか訳も解らず楽しい気分になってくる。テストが嫌いで、テストの時に、休んじゃったりしていたそう。白紙で出せば、勿論欠点。ゼロ点で、欠点のオンパレードでも、追試の時はガーッと頑張って、化学などいきなり(かぎりなく)ゼロ?から95点をとったりしちゃう子だったみたい。すご〜〜! はっきり言って、かなり賢い! テストが嫌い=「誰かに試される」というのが嫌い、なのだそう。心のままに生きている。偉いね〜、尊敬しちゃった。

そんなこんなで、先月はちょいと盛り上った。そして、今月、また新たなに、あらビックリな話があった。。
フジコ・ヘミングが好きという話から、似ていると思う先生がいて、、、とMさんが話し始めると、またもや、ひょっとして?「中村先生?」

「草の実少年少女合唱団」を主催されている中村明美先生は、私が小学校の時に担任だった先生。卒業アルバムは文集でなく、アルバム(φ30cm位の黒い盤のもの)を製作。私も作曲なんぞしたりして(大笑)思えば、ちょっと特異でありました。後に合唱団を作って活躍を世界の場にもたれた先生。インパクトありました。

その中村先生に、このMさんも習われていたことが判明。私達の時も厳しかったけれど、更に厳しい指導を受けてきたみたいだった。

なんだか面白いね、と思いながら話を聴いていたら、ゲゲゲの鬼太郎あたまは、スッキリ整えられて、カット終了。ということで、この後、ゲゲゲの鬼太郎はクククのQ太朗に変身して、花火にでかけたのでした。