映画 ミシシッピから100年 (100 Years from Mississippi)

映画"100 Years from Mississippi(ミシシッピから100年)" を見に北九州市立大学へ行ってきた。アメリカで数々の映画賞を受賞したドキュメンタリー映画で本邦初公開らしい。https://www.kitakyu-u.ac.jp/news/2023/11/004255.html

かれこれ、40年位前?学生をやっていた頃、WASP(ホワイト(白人)、アングロサクソンピューリタン)や奴隷貿易について多少知るようになり、その後もマンハッタン島の成り立ちなんかを常盤新平さんの著書で知ったけど(もうすっかり忘れてますけど^^;)、黒人の人種差別にいては、具体的によく知らず。今回見た映画は、凄惨なリンチなどについて、全く個人的な体験を個人的な目線で語ったメイミーさんの話をメインに、当時の写真なども挿み、息子が語っていくドキュメンタリー。漠然とした掴みで見に行ったけど、映画で体験を語られているメイミーさんの息子さんが監督さんで、一緒に来られていた日系の方が監督の奥様だったみたい。 
 監督さんのお母さん=メイミーさんは、5歳の時臨死体験されている。あの世はとても美しく虹色の場所だったとか。家族や近親の人の祈りと薬草でなんと蘇生! 
20人の大統領を見てきて、、一番最悪なのは、、あのへんな頭の毛の人(トランプさん)ねと(笑)。
なんと、111歳まで生きられたそう!!遺伝子的な優秀さもあったと思うけど、心の働きの大きい人だったからこそという気がする。
人間の中に肌の白い人や黒い人がいるだけ。黒人は悪というプロパガンダ。白人の中に寧ろブチ悪い奴とかいるしね。
そういえば、若い頃、ハロッズの化粧品売り場で、白人のおねーちゃんに如何にもイエローっていう目で見られたことあった。白人至上主義は今も残っている。
今も根強く(ミシシッピ-なんかでは特に?)人種差別は続いている様子。
監督さんは、話の筋からすると、アフリカ系アメリカ人決して尖がらない人という感じがした。古くからの遺伝子の働きもあるんだろうか、と、そんなことを考えてしまった。
同志社の和泉真澄先生がこの映画を取り上げて監督まで呼んで下さったのだろうと思われる。映画の前に地理的な説明などして下さり解り易かった。どういう繋がりで北九に来られたのか解らないけれど、ありがたし。九州では初公開映画らしい。
北九州市立大学本館C203 の教室で学生さん達と一緒に一般人の私もタダで見ることができた。感謝感謝。学生さん達この映画のレポートの提出をしなければいけなかったみたいだから、それなりに気を入れて?見たはず。何人かに一人位の割合でいいから、心にしっかり残るといいな。ずっと覚えていて欲しい。
4枚ほど和泉先生がこの映画のDVDを持ってこられていて、購入することができた。また誰かと一緒に見たいと思う。
最後に、何もわからずアッシーしてくれた旦那君ありがとう。道中の車の中で食べた旦那作のおにぎり🍙は美味かった。