桃色の風が吹きますよう

今年度最後の仏教婦人会があった。二年で交代なので、もう一年残っているけれど、来年バトンを渡す方も、とりあえず引き受けてくださったし、ちょっと一安心。去年御院主様が奥様を追うようにしてお亡くなりになり、新しい御院主様はまだ二十代の若さ。いつもにこやかで、言葉や物腰がとても柔らかく、如何にも京風(って奈良出身の方だったかな?)今回、少しお話をされたけれど、感じよく、私的には前の御院主様よりも話が心に伝わってくる部分が多い。

お寺も、段々と人々のあり方の変化に伴って、少しずつ変わっていくような兆しも感じる。去年はオムツたたみのボランティアに行ったが、今年からはそれはなくなるらしい。最近は奥さんも働いておられる方が多数なので、無理は言いたくないが、でも法話は皆に聴いて貰いたいという仏婦の会長さんの意向も感じられる。

最近はお寺の機能も、法事や法話のみならず、コンサートをしてみたり、色んなことにチャレンジされている所もあると聞く。若いご院主になられたこともあるし、あの笑顔と共に、桃色の風が吹いていきますように。