ニュースZERO内で、三宅一生氏(71)が自らの広島での被爆体験をニューヨークタイムズ紙に載せたというニュースが流れた。思わず正坐をしてみた。被爆当時7歳、閃光、赤く燃え上がる火、逃げ惑う人々、今もすべて覚えておられるらしい。お母さんは原爆投下から3年後、被曝が原因で亡くなられたとのこと。
原爆の直接的な苦しみは知らないけれど、それでも世界で唯一の被爆国である日本に生まれて、祖父母や親から聞いてきたことは忘れないし、核兵器廃絶に対しては小さくともゆるぎない意志はずっと持ち続けている。この意志はずっと変わらない。
今広島で、オバマ大統領を8月6日に招待しようという声が上がっているらしい。これがもし実現したらと思うと涙がこぼれる。今までとは違う特別な味わいの8月6日になることを心から願う。