くまもり協会山口支部会合

くまもり協会の事を知ったのは、知り合いである村川さんから「クマともりとひと」という小冊子(100円)を購入させてもらったのが最初だったと思う。
主催は森山まり子先生。中学の理科の先生をされているという所にも魅かれた。
しかし、私は小冊子は購入したものの、山口で何ができるの?と、いつものマイナス思考と山口支部支部長さんに対して「どうよ?」という印象もあったので(直接お会いしたことはなかったけれど、人からの噂などで)なんとなく会員になることもなくそのままになっていた。
小冊子を購入した際、友達にも配ったのだけれど、その友達は意外にもすぐに会員(しかも正会員)になったようだった。
そして、今回、くまもり協会の会合があることをその友達からきいて、家から割と近いこともあって会員でもないのに参加させてもらった。
参加者は30人弱といったところだったろうか?若い方は少なくて(20歳代は多分ゼロ?)30〜40歳代が3割位?で他は定年退職後の人っぽい人が多かった気がする。
子育て世代の人も関心がないわけではないだろうと思うけれど、参加までには至らないのが現状なのだろな。

水の確保、水の争奪戦などの話は興味深かった。
ヨーロッパなどのような100万人規模の大きな環境保護団体にしていきたいようなことを言われていた。
何か政府や企業にものをいうときに、やっぱり数は必要である。「世論がそれをゆるしませんよ」というようなことを言えるようになるとホントにいいなと思う。ほんの少数の人の利益のためだけに物事が運ばれるのは、そして大きく自然が損なわれていくようになることは、やはり避けたいから。

林将之さんという方の「葉で見分ける樹木」という本を買って帰る。なんと田布施在住の方らしい。サインも貰って握手が好きな私は勿論握手もしてもらう(笑)。山や雑木林を歩くのはとても好きだけれど、いつも木々の樹皮や葉をみながら、なんという樹なのだろうと思っていたので、とてもありがたい本になりそう。林さんが本を手にして検索の仕方を説明してくださった。とても使い勝手も良さそうな本のようである。林さんはとても優しそうな人だった。自然が好きな人。嬉しいね。
森山先生に、林さん。お二人の名前(森や林)に反応しておられた参加者の人があって、私も、それ面白いなぁと思った。私の名字も”さんずい”がついていてるから、ちょっとだけ仲間?♪

帰りに駐車場に足を引きずっている野良猫がいて、友達は私に連れて帰ってほしかった模様。
散々悩んだけれど、結局連れてかえらなかった。帰れなかった。本当にゴメン。ゴメンね。そこで沢山愛されてね。

森山先生に直接お会いできてよかった。何が山口でできるかは具体的には今思いつくものは無いに近いなと思いつつ、でも環境に対して関心が高くて、何かの時に集まることができる人との繋がりがある、そんなグループがあるということだけでも、すばらしいことなのかもしれない。