変わるのは自然な力で

先月末で、5人の若者によるハンガーストライキが終わった。このハンガーストライキの最中、私の中で、知らぬ間に変わっていった事があった。

今回、私は具体的な行動は何もしていないけれど(新聞社に取り上げてくれとメールしたくらい)、明らかに私の中で、自動的に?変化していったものがある。それは、知事に対する気持ち。明らかに変化していった。

知事のことは、当初酷く嫌に思っていた。(←特定の個人に向けてのマイナス感情をここに書くこと、お許しあれ)。なぜなら、勿論、知事がGOサインを出さなければ、原発は進まないと解っていたから。

しかし、「個人を責めても、相手は変わらない」という事が自然と理解できて、知事を嫌う気持ちが薄れて和らいでいった。

人は、指摘されて変わるのではない。自らが気付いた時に変わる事ができる。

苦しくしてしまうマイナス感情を注ぐより、自分の中で不快感がなく繋がりやすい素直な気持ちとより強く繋がっていった方がいい。

今回の件で、自分自身では何もしてないのに、自分の内側に自然と目が行って、気付かせてもらい、そして知らぬ間に変わっている自分があった。彼らは、知らぬ間に、見も知らぬ私に作用させている。すごいね。ありがたい。

今回は、「希望」というものについての味わいが増したというか、希望というものの理解が深まった気がするし、色々ととても勉強になったなと思う。あらためて五人に感謝。

これでまた、新たな気分で節分を迎えられそうです。