雪 月 花
馬場良治 夜桜屏風絵展
日時:平成23年8月21日(日)〜28日(日) AM9:00〜PM5:00(金・土に限りPM9:00まで)
場所:ヒストリア宇部
主催 KRY山口放送
後援 朝日新聞社 毎日新聞社 読売新聞西部本社 宇部日報社 エフエムきらら
現在 日本美術院院友 師 平山郁夫、山崎昭二郎 日本イコモス会員
2008年 名古屋工業大学非常勤講師 山口大学教育学部講師
十数年前、棚井にある馬場先生のアトリエに個展を見に行った。当時は馬場先生の名前も知らなかったけれど、その人間技とは思えない作品にぶっ飛んだ。
ずっと絵を習いたいと思っていたので、生徒に加えて貰って7年半位日本画を学んだ。随分と場違いな所に来てしまったなぁ、と思ったけれど、それもこれもご縁。色々ととてもありがたい経験をさせてもらった。
土曜日クラスに在籍した十数名の生徒さんの内、三人の方がお亡くなりになった。
光陰矢のごとし。
その馬場先生の展覧会の案内を貰った。先生の絵を観るのは何年ぶりだろうか?
かなりよさげでございますゆえ、皆さまも是非に。おススメでございます。
後日追記…
個展を観に行った所、先生は今回の夜桜を描くにあたり一本(一丁?)500万円の墨(500年以上前に中国でつくられた墨)を摺って使っちゃったんだと。
墨の質感がなんとも言えず。紙も特殊ですごく薄くティッシュ程の厚さしかないものらしい。そんな紙によく裏打ちができるよなぁ、、描けるよなぁ、、と思う。さすが先生。
今世界遺産の何かの委員?をしておられるそうで中国の文化財の件で北京に飛ばれたりもされたとか云々。
案内のリーフレットに一覧で書かれた修復現場の数も半端ではなくて驚いていたら、全部は書ききれないから抜粋だと言われて、更に言葉なし。
元生徒ということで、偉い先生なのに軽々しく?お話してしまい、先生御免なさい。失礼はお許しくださいませ<(_ _)>。でも、先生がお元気そうでなによりでした。
一度辞めた生徒はもうクラスには戻れないという噂があったけれど、噂は本当のよう。少々残念だけどやむなし。