大平山から見る祝島

大平山にのぼった。むかしというか以前は大平山の山頂にラジオ局があったらしい。5,6年前だろうか、その話を聞いた時、助手席でそれを話してくれたやつと共に山頂のラジオ局を想像してすんごい笑った。今回は鉄塔を見上げながら、それぞれ携帯会社の電波塔であること云々を同行人より聞く。

大平山ロープウェイの昇降口の側にある望遠鏡で下に広がる家々を眺める。因みに望遠鏡は100円入れて見るようになっているけれど、お金をいれなくても見ることが出来ます・笑。太い鉄製の古い望遠鏡だけど、こういう質実剛健な望遠鏡の方が長生きできるよね。いい歳した大人が覗く姿に子供も2人、3人と寄ってきて、一緒にみる。いつもは見る事ができない視点。いつもとは違う高さや距離からの視点は面白くて一寸感動する。光に反射してみえる街並み。佐波川河口。山をくり抜く道路や新幹線をみると、破壊と恩恵に一寸痛い気分にもなる。

とても見晴らしがよく、遠く九州の山々まで見えた。そして一番え゛〜〜??!って思ったのが、上関の祝島(らしき)が大きく見えたこと。島が大きく近くに見えて、あれ本当に祝島???と思って帰宅後地図で確認してみたら、あの大平山からは台形をしてみえた島は間違いなく祝島だった。祝島と大平山を線で結ぶと近い!!距離にすると50kmといったところ。視界がよかった所為もあってかなり近くに見えた祝島防府市であっても限りなくヤバイ距離であることを実感した。

空は青く、風景は広がり、抹茶ソフトも美味しかったけれど、原発の事を考えると、空は天気でも脳天気にまではなれず。世論がもっともっと、も〜〜っと脱原発に向かいますように。