顔面を気の毒なほど負傷し、とっても悲惨でみっともない顔になってしまった私を気遣って、中邑さんが卵焼きとゴボウのサラダとストーブで焼いたというホカホカの焼き芋を持ってきてくれた。嗚呼本当にありがたい。彼女はこういう事がスイスイできてしまうので、愚図愚図しがちな私は頭が下がるし、尊敬する。
彼女が作ってきてくれた卵焼きは本当に形良く美しくて、芸術作品と言ってよいほどの出来栄え。思わず見入ってしまった。私も美しい卵焼きが作れるようになりたし。
彼女の定番料理の一つであるゴボウサラダもまた何度食べてもいつも美味しい。ゴボウをダシで茹でるのがミソであるよし。
家族や好きな人や身近な人のために作って、皆が美味しいって言って喜んでくれて、それが嬉しいからまた作って、何度も作って、美味しいって幸せ感じあって、それが家庭料理や伝統料理や定番料理となっていくんだろうな。
悲惨でみっともない顔だけど、それも気にせず平気な顔をして、焼き芋を食べながらお茶べりができて、こ〜ゆ〜のも幸せというものですね。うん、間違いありませんわ。(笑)