「原発を解体してその金属廃棄物でフライパンを作る」

以下、コピペ

原発を解体してその金属廃棄物でフライパンを作る」という話があるのを知っていますか。
 こんなことを言うとほとんどの人がエーッと声をあげるんではないでしょうか。去年の4月までは「まさかそんなことあるわけがない」でしたが、5月には「フライパンやジュース缶、自転車などにリサイクルできる」法律の「改正」が国会を通過し、12月に施行されました。

日本では廃炉にした原発は解体撤去する方針を立てています。稼働から30年以上になる老朽化した原発が全国に9基あり廃炉を考えなければならない時期に来ています。原発は巨大なプラントです。100万kwの原発1基を解体すると50〜55万トンの鉄やコンクリートの廃材が出ると言われています。日常生活では想像もつかない数字ですが、ダンプカー(5〜10トン)で想像してみてください。これまでは放射線管理区域内の物は「放射性」として隔離し、一般社会に出してはいけなかったのですが、この大量の廃棄物を隔離管理していては莫大な費用と場所がいるので、産業廃棄物やリサイクルにしてしまおうと政府は考えました。原子炉等規制法という法律を変えて微量の放射能なら問題ない、リサイクルしても良いとしてしまったのです。

http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=3013&cls