UTAU

朝、旦那さんが仕事に出かけていって、外は雪。
掃除の途中、昨日T先生が貸してくださったCD「UTAU」をかける。
めずらしく積もった雪と、久しぶりに聴く大貫さんの声と坂本さんのピアノは、静かに内省的にさせた。

ここ数日時折浮かんでくる感情は、私をイケナイ人にしていた。何度も魔のシナリオを巡ってしまうし、巡らしてしまう。

過去に書かれたシナリオ。塗りつけられた魔の感情。この魔をかけたのも私。めぐり巡る、魔のままに。

部屋に流れて行く「UTAU」音。それは縛っていたものを遠くにやってくれ、すると新しいシナリオが何かを辿るように創られて行った。
魔も、ある。知っている。でもいいみたい。違うのもあるみたいだから。書きかえよ、書き変えよ。

どれも、これも、いいと言ったのは、あなた(私)。

共に響くものは ある。ここでもあそこでも。


「UTAU」はいいな。
素にもどる。
私を繋ぐ音。