ちりめんのお人形さんたち

昨日はK吉さんの所へ行ってきた。キネシを習う予定だったのに、日頃しゃべらない日々が多いこともあって、お喋りばかりになってしまった。お昼ご飯たべて、鼻水たらして、骨董屋さんにいって、、、キネシは何処へやら、、。結局、K吉さんの提案で、3回に分けてすることにして、それで、主には3回目にキネシをしましょうということになった。

K吉さんは、とても優しい人で、いつも人の本当の本音の部分を感じさせてくれて、そして、その心をそのまま素直に無理せずに出してもいいんだよ、と促して下さる。

K吉さんが、未だに自身をキツク縛り付けている私をみて、楽に優しく楽しく生きていけるようにと、「私は変わらなくていい」「わたしはふてぶてしく生きて行きます」という言葉を差出して下さった。とてもいいアファメーションになりそう。面白いことに、この言葉を言うと、私の心は強くなる(笑)。

小さい頃から天邪鬼(アマノジャクってスゴイ漢字書くんだなぁ)と言われてきたけれど、ホントに頑固者なんだねぇ。小さい頃から現在に至るまで、色んな人から、散々あなたが悪いのだから変わりなさいっぽい事を言われてきたけれど、本当は変わりたくなかったんだねぇ。。。
きっとバランスが取れてきたら、この言葉は必要なくなってきたり、逆に害が出てきたりするかもしれないけれど、暫くはこの、「変わらない私とふてぶてしさ持って」生きて行きましょう。

暫くは、なんて書きながら、ひょっとして、ず〜っとこの言葉を頼りに行く気もしないでもないなぁ、、、(笑)。ゴォーっていう風の中でも、それでも小さくククッって笑って、ふてぶてしく生きて行けたらいいなぁ、、。なんだか、大魔王の侍従みたい。

今回1人で行ったこともあり、以前お宅に寄らせてもらった時も気になっていたお人形さん達をジックリ見せてもらう事ができた。兎に角、かわいい、カワイイ、可愛〜〜い!
可愛さと楽しさが一杯のお人形さん達。猫やうさぎさん達の表情もさながら、着せてある着物が時代を感じさせるステキな古布で、聞いて見ると、江戸〜明治時代の縮緬(ちりめん)なのだそう。すてきな紫の縮緬の着物がお部屋にかけてあった。

また作り始めて2年位と言われていたけれど、沢山の猫や狐や兎などのお人形さんやさげもんもあった。お飾り(頭飾り)なども沢山あった。私が高校生の時によく作っていた抱き人形は米山京子って人のだったけれど(本がそれくらいしか手に入らなかったのよね)K吉さん好みは辻村ジュサブロウさん。アタシも好き〜〜! 「ワ・レ・コ・ソ・ハ タ・マ・ヅ・サ ガ オンリョ〜〜〜(人形劇・南総里見八犬伝」って世代的に解る人少ないか、、。また見たいなぁ。

キネシはそっちのけで色々とK吉さん宅で骨董品を見せてもらったあと、キネシの方は私の気持ちが乗らない所為もあって、骨董品屋さん(お人形作りをそこの奥様が教えておられる)」に行きたいなぁと言うと連れて行って下さった。少し歩くと、普通の新築っぽいお宅に看板が掛かっていて、一見さんはちょっと来る事ができないなぁって感じ。

中に入ると、空気が変わった。古いお道具や生地が置かれている所為もあるかもしれない。生徒さんが古布を使って作品を作っておられた。途中奥に入っていくと、コメカミの横辺りが痛くなったけれど、相変わらず、何を意味しているのか解らないので、無視無視。
ここで、縮緬という生地がと〜〜っても高い事を知る。小さなハギレが三千円!ビックリ。
という事は、あの紫の着物は?????

お二階にも骨董品が展示してあるみたいだったので、拝見させていただく。展示してあるものは、非売品もあり。同業者には売られないみたいで、気に入らないお客であれば、売れるものでも売られないだろうな(笑)
ウランの入ったガラスの器というものがあるというのも初めて知った。焼物も色々説明してもらった。古伊万里の小さな小さな猫ちゃんの香合?8万円、ウヒャ〜。古美術の世界はわかりません。まあ、萩美術館ができた時、広告のキャッチフレーズ「100億円を寄付した男」だったもんねぇ。欲しいものは何点かあったけれど、とりあえず、値段のチェックだけ。

鬼瓦が置いてあったり、トクサが植わっているベランダに白いめだかが泳いでいた。赤味がかったのや黒っぽいメダカは見た事あるが、白いメダカは初めてみた。たわしが入っていて卵の産み付け用らしかった。ここで夏の夕涼みにビール片手に転がっていたら良いだろうなぁと思った。

骨董屋さん、おもしろかった。また山口県立美術館前でやっている、フリーマーケットに行ってみたくなっちゃった。毎月第1日曜日だったかなぁ、、、。

K吉さんのお宅に戻る時「このマンションは、な〜んか気持ちのいいマンションですね。住人の方々の想念がいいのか、場所がいいのか、建物自体の持つエネルギーなのか、この道路から入ると雰囲気(エネルギー)が変わるんです」と話すと、ここのマンションは、もとは女子高の敷地だったことを教えてくださった。女子高かぁ、、それで親近感でも湧いたかなぁ?(笑)裏にご神木があるということでマンションの裏手に行ってみると、楠っぽい大きい木があった。沢山歩いたからか、それともこの木の所為か、指先がジーンとしてきた。


結局、キネシは資料を貰っただけで帰ってしまったけれど、キネシもだけれど、お人形作りの方がそそられてしまった。今度、K吉さんに人形作りを教えてもらえないかなぁと思う。
教えてもらえますように、、、オシエテモラエマスヨウニ。南無南無 チーン。

K吉さんの息子さんが以前よりも増して大きくなられていた。「この子、好き〜♪」って感じ。あっという間に時間が過ぎて晩御飯の支度の時間になったので、帰途へ。お見送りをして下さった。ステキな表情。ありがとうございます。またよろしくお願いします。

帰り道は、知っている道なのに、何故か道に迷ってしまう。迷ってばかりの私ってことなのかな。


かえってから、ふと気づけば、今日はヨガの日!朝採った絹サヤと豆茶3人分を車にほおり込み、お化粧をする間もなく、ダッシュで友のお母さんを拾ってお寺へ向かう。
いつもの美しいヨガの先生が、何故か更にキレイに美しく見えた。

シャバアーサナ(屍のポーズ)に入って暫くすると、先生が次の動作の誘導をする声が聞こえてきているのに、私の身体は(というか頭?)は寝ていて動かず(笑)。先生が静かに寄ってこられて、私の肘に手を添えてそっと動かして下さった。「(はあ、動かすんだった、、、寝てたなぁ、)」あ〜らお恥ずかしいと思いながらも、先生の”気のエネルギー”がとても気持ちよかった〜〜〜シアワセ〜(アホやなぁ)
久しぶりのヨガ。ちょっときついポーズもあったけれど、よかった。

うさと展で買った袋に詰めて、お野菜とお茶をあげたら、喜んで下さった。うさとの袋も、その手触りをとても気に入ってくださった。ウレシ。
次回また、よろしくお願いします。



さてさて、ブログいつも長く書きすぎだな。
そろそろ、メモ程度にするか、暫く辞めるかするかなぁ。。。どうしようかな。