赤いドレスのお人形

赤いドレスのお人形がやってきてくれた。先月Lさんから「Iさんがお人形さんを神社で供養して引き取ってもらわれるのだけれど、、」という話を聞いて、思わず「私、欲しい」と言ってしまった。決め手は二つ。持ち主がIさんだったということと、ドレスが赤い色だったということ。穏やかでとても優しいIさんのことを思い出して私もあやかれたらいいなと思ったことと、赤という色を見て、元気に行動できる私になれたらいいなと思ってのこと。Lさんが勧めて下さったこともあり、無事に手元にやってきてくれることになった。

野中邦子さんの講演があり、その講演にLさんもIさんも行かれるそうなので、そこでお人形さんを頂く事になった。チケットも余ったものが一枚あるからと、私も講演を聞くことができた。

講演をされた野中さんという方は、思いの他美人の方であった。神様から授かった特別のパワーを持っておられるかたらしい。すごい人みたいだけど、正直ちょっと引いてしまう所もあった。しかし、人間の潜在能力というのは計り知れないものがあるのだろうと思う。強く正しく信じてより鮮明にイメージ化すれば、思いは具現化する。確かにそうなのだろうと思う。

講演が終わって出てみると、外は大雪になっていた。粉雪の中、Iさんについて行って駐車場でお人形を受け取った。前日名残を惜しんで「明日からノコチャンのところにいくのよ」とお人形さんに声をかけてくださったらしい。他にも「元気になってね、etc.」嬉しい言葉も頂いた。気持ちだけのお礼を渡そうとしたら、「お人形さんのパワーが落ちるから」といって、受け取られなかった。甘んじていただくことにした。

帰りはノーマルタイヤでは危なさそうな感じだったけれど、ゆっくりゆっくり走って帰ることにした。帰る途中お人形さんを何度も振り返りながら「可愛いね、可愛いね」というと、お人形さんも私の事を「可愛いね、可愛いね」って言ってくれている気がした。(*^.^*)

二時間少々かかってやっと家に辿りついた。大雪だったけれど、一杯浄化してくれたに違いない。

ブータレてばかりの私の所へ来てもらうのはお人形さんは嫌かも?と思って、一時は保留になってしまっていたけれど、今思えば、最初に欲しいって言った時点で私のところに来る事になっていたに違いない。随分遠回りになってしまって、Lさんにはご面倒をおかけしてしまった。やっぱり、物事はシンプルが一番。シンプルに考えた時が一番愛が一杯。愛が一杯は、とても良いこと。

お人形さん、私に元気を下さいね♪