小郡図書館

今日は、前からちょっと気になっていた小郡図書館へ初めて行ってみた。新しくてキレイな外観に少しドキドキして入ってみると、閉館1時間前だった所為もあるのか、中は閑散閑古鳥。
図書カード(YCAMや阿知須町立図書館でも利用可)を忘れてきたので借りることができないので、館内をしずしずと見て回り、せっかく来たのだからと思って、本を二冊ほど手にとって、女子学生がマンガを描いていたテーブルの斜向かいに座ってみた。

初めての場所は、少し落ち着かないけれど、まずは大きな一冊でイングランド北方の湖水地方ノルウェーの田舎の屋敷が載っている本をめくる。

人々の生活のぬくもりを感じる事のできる建築物は素敵。歴史を刻ませてくれる建築物は素敵。都市の無機質な建築物もオシャレで素敵だけれど、いろんな気配や匂いの多く漂ってきそうな田舎の家は、五感を沢山満たしてくれそうで気持ちよさそうに思う。

もう一冊の本は、宇宙関係の本。タイトルは忘れてしまったけれど、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた美しい写真が載っているもの。

土星の環(リング)の美しさや土星にかかるオーロラに見とれていたら、何故か、舌下にやたらヨダレが溜まってきた。目の前に美味しい料理があるわけでも、素敵なお菓子が載っている写真でもないのに、なんだか不思議。

老化現象の一環で、唾液腺が緩んだのか?と思ってみたが、ふとYouTubeにヨダレの事を講じた動画があったのを思い出したので家に帰ってから見直してみた。(http://jp.youtube.com/watch?v=JyuX8maQTL0&feature=related)人は好きなことに集中しているときにヨダレを垂らすらしい。ということは、私は宇宙(天体など)の画像を見ている時、自分が思う以上に陶酔しているのだろう。

この新しい図書館には、和室の読書室というのがあって、仕事帰り風のおじさんが隅に座っておられた。仕事帰りに、一杯、もいいけれど、仕事帰りに、一読み、っていうのも、いいと思う。願わくば、個人的には、仕事帰りに、一眺め(美術館が週一でいいので遅くまで開けていて欲しい)を望むところではある。

今日は図書館へ行く途中、また道を迷って、新しい路地を走ったら、佇まいの中に「昔の人もこの道を通った」という気分が感じられて、またトロトロ少し走ると、山頭火の「其中庵」の看板が現れたり、かなり古いお地蔵さんがあったりして、住宅街と大根畑の織りなし具合もいい具合で、なかなか良い路地を楽しめた。

帰り道で、下3ケタが319(ミュージック♪っていうか、私の誕生日が3月19日)の車が一台通り過ぎ、その次に1234というナンバーの車が通り過ぎたかと思いきや、また下3ケタが319の車が横を通り過ぎていった。数か月振りに「(小声で)マジか?!」っ驚いた。因みに前回「マジ?信じれん!」って思ったのは、美術館で知らない人にチケットをもらった時で、去年は結局見知らぬ人に二度チケットを貰った。

ついでに書くと、昨日、姉金玉野輔に問合せ事項ありにつきメールでもしようと思っていたら、滅多にかからない電話が姉からかかってきた。(ひょえ〜〜)

相変わらず、ケビン曰くの話(エネルギー問題や地球環境やオバマ氏の事など)や、前世の事やら、名前の画数の事や、仕事ど〜なってんの?な話や、今後の私の意向動向所信演説?など、正しいのやら、アヤシイのやら、アヤシイのやら正しいのやら、よく解らない話を、解っているような、解っていないような気分でトータル一時間近くもしゃべる。上海からだから、料金のことがいつも気になっていたけれど、500円で市販されているイカサマカード(?)で数時間?しゃべれるのだとか?中国は、よく解らん国である。

しかし、今日は感嘆符が多かった。そして、小郡図書館はキレイでヨダレが出る場所だった(笑)。次回、資源物ゴミを捨てに行く時、今度は図書カードを忘れないようにして小郡図書館に立ち寄ろうと思う。

PS,姉上様、とりあえず、ノコチャン今日も生きております。いつもご心配をおかけしまして、ご苦労さまでございます。また三月にお会いしましょう。


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小郡図書館 開館時間 平日10時〜19時/土日10時〜17時
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