谷本仰 Solo Dialogues

12月1日 谷本仰Solo Dialogues 会場ハリハリ 19時半スタート
谷本さんの山口での初ソロライブ。
谷本さんはミュージシャンではあるけれど、同時に牧師さんでもあるので、「牧師さんなんだからおりこうさんにしておかなきゃダメよ」っていう気持ちがなんだか何処かで働いてしまう。教育されて身に付いた思考ってなかなか抜けないもの。でも実際ご本人である谷本さんはいたってざっくばらんな元関西人。そしてとっても「ヒューマン」って感じのする人。漫才師のようで、電気屋さんのようで、一人で同時進行で何役もこなせる才能にはいつも驚く。因みにバブテスト教会では、神のもと皆平等?で?上下はないのだそう。私の中には、キリスト教というと、カソリック的な要素やイメージが大きいのかもしれない。

今回はハリハリという場所にランプシェード作家の泉さんの明かりが灯された。柔らかい光が包むなかでの演奏。ひそかに聴きたいと思っていた曲は、谷本さんは引き出しの中にしまわれていたそうなのであるけれど、天使が耳打ちしてくれたのか今回引き出して演奏して下さった。タイトルは「あたらしい地球」。久しぶりの演奏だったらしい。演奏後またそっと引き出しに戻された。

演奏を聴いて、私は残念ながら色や映像が浮かぶ人ではないけれど、でも体感の方はグルングルンと大きくうねっていた。音楽療法士でもある谷本さんだけれど、個人的には音楽療法をしてもらっていた気がする。

今回もライブの後にイズミッティさんの手料理が並んだ。誰かの本のタイトルじゃないけれど「聡明な女は料理がうまい」。イズミッティさんの料理はいつもすごくおいしい。ぼーっとして理を料らない私とは大きく違う。美味しくて、たらふく頂いていたら、いつの間にか0時近くになっていたので帰途についた。

さて、このライブ、個人的な続きがあって、ライブで谷本さんのバイオリンの音と共に心を宇宙に連れ去られていたのか、それとも前日にマダムLさんからアセンションの話を聞いたからか、翌朝、キッチンで「わたし地球に残るからぁ〜」とか言って、何故か号泣していた。なんで泣いてるん?と片や思いながらも自分でも訳わからず。一体私の脳みそ、どうなってんでしょうか?!

今回のライブは、前々日の夜に看板を依頼され、谷本さんのCDドグラマグラを流しながら一人ライブペインティング〜と言いながら、気合い入れて書いた。すると、気合いというのは伝わるようで、Iさんもとても気に入って下さったようだった。会場に来ていたMちゃんも随分と褒めてくれた。実際、自分でも「う〜ん、いいんじゃないのぉ?」と、思ったけれど、でも自惚れてはいけませんよと自らにブレーキをかけてみたりするワタシ。根性歪んでるから、皆の感想を充分に受け取れていないところあり。嗚呼なんてお気の毒で&天邪鬼なワタシ。

次は、年明けて1月エンドにひびきの森でライブがある。次回はトリオでタンゴ。乞うご期待!