リンゴの紅茶とタケノコと

魔女の元締めさまよりお電話を頂き、タケノコを頂きに水の湧く山辺のお宅へ伺った。見晴らしがよく、風水的にも多分素晴しい場所。庭にいれば水が湧き出る音がずっと聞えている。なんて贅沢な場所でしょう。

フレッシュなリンゴまるごと1個をスライスしてポットに入れ作られた紅茶が大きめのカップに注がれてテーブルに運ばれてきた。元締め様の作られる食べ物は、いつもとても贅沢。紅茶には自家製の金木犀の花をラム酒で漬けたかぐわしくあやしい(?ウソ、アヤシクナイヨ)液体がスプーン2杯ほど入っていて、一口二口と飲んでいくと、甘い香りにも促されてか、深い息と共に全身の力が抜けていく。フゥ〜〜〜〜〜

一息ついた後は、元締め様のご指導のもと、タケノコ掘りにトライする。まずは頭がほんの少し出たタケノコを探さないといけないのだけれど、何処へあるやらさっぱり解らず。教えに従い元締め様が見つけられたタケノコの周囲を掘って、タケノコの伸びる方向などもチェックしながらカツンと鍬(?道具の名称が解らない)を入れてみる。バリバリバリ。根もとはグチャグチャ、あ〜あ。

何度かチャレンジしてみたけれど、鍬が奥まで入らず上手くは獲れなかった。まあ、でもよしとして、5、6本獲った後、皮をむいて、すぐに茹でる。米ぬかは意外と大目。柴刈りに行き、屋外に設置された時計型ストーブに拾ってきた小枝(柴)を入れて茹でること2時間。(2時間は茹でてないな)火からおろしてからは冷めるまでそのまま置いておくのがよいらしいけれど、私の帰りの都合でタケノコを取り出し、袋に入れてもらった。言うまでもなく、獲れたて茹でたてのタケノコは美味しゅうございました♪

久しぶりに元締め様にお会いしてお話したけれど、若くてオシャレで賢くて強くて、男勝りだと思うけれど、でも多分ものすごく尽くすタイプの人だと思われる。お話を聴いていたら上からも下からも(上、下の指すものは表記省略)右からも左からも?とても愛されておられるという何かが伝わってくる。ご本人は、もうしっかり味わったので、もう懲り懲り、なんて仰っておられたが、懲りるなんて、勿体ない!是非にこれからも、素敵な恋愛をして下さい。時や場所は移ろい、風化していったように見えても、何処かに音色のように変わらず残るものはある気がします。

5時半を回って、娘であるMちゃん帰宅。私はMちゃんの事が好きなので、久々に会うMちゃんに、ワクワクのようなドキドキのような?(レズっ気はございません、念のため)上手く捉えられぬ妙な気分。

きなこ餅を頂き、コーヒーを飲みながら暫しお話ししていたら、Mちゃんの何処かのスイッチが入ったようでマングローブに行くことになる。この頃はセーブするようになったと言ってはいたけれど、それでもMちゃんのハートはいつも個を超えて人や地球を愛していて、感情も行動もストレートに、でもどこか柔らかな丸みをもって進む。

タケノコを渡すべく帰る途中に寄る予定だったNちゃんを呼び出して、Nちゃんに奢ってもらうことにする。(注:ツケがあったので奢ってもらったのでいつも奢ってもらっている訳ではないぞ)

次の場面は6つ改行後からど〜ぞ。(nocochanここで一服)






モチモチニョッキとヤキモチと


タケノコを掘ったあとの泥つきの格好でマングローブへ行く私。お店の明かりが暗めなのは幸い。千工房?の明かりは優しく人を照らしてくれる。暮れた後、低く照らす明かりはいい。その穏やかな明かりは、昼間ほど頑張らなくてもいい気分にしてくれる。人に沿ってくれ、そして自然に沿ってくれる、体に優しい光。

10日ぶりにあったNちゃんは、4月から学生(短大生)さん。鮮やかな色のフリースをきていたけれど、自身の色の剪定、いえ、選定をし?、色のトーンが少し変化したようにも感じられ、今までに知らない雰囲気になっていた。変化の人である。いつもすごく驚くことをしてくれる。今までと違う場所で泳ぐ彼女は羨ましくもあり。色のトーンの方は、今の場所に慣れてくれば、そのうちに戻ってくるのでしょう。?

オーダーしたミルクティーを飲んで白い口髭を生やし、プルリと温かいニョッキをフォークで刺してパクリとする。美味〜い!モチモチのニョッキはとても美味しくて、作ってみようかなとも思ったけれど、ジャガイモ茹でて、裏ごしして、と考えていたらメンドイなぁとも思えてくる。でも美味しいものを食べようと思ったら面倒くさいなんて思ってたら食べることはできませぬ。プロセスも美味しさのうち。でもやっぱりメンドイので、またマングローブに来て食べよう。今度はきちんと自腹でね(笑)。

しかし、昨日もま〜た少々ヤキモチを焼いていたところがあるワタクシ。場がなんとかそれを抑えぎみにしてくれてはいた気がするけれど、イヤラシイワタクシ。カタクチイワシの方が随分マシですわ、ほんとに、、、。?ナニイッテンダカ

何故ヤキモチを焼くのだろう? 嫌ならカットでもクローズでもしてしまえばいいのに、それが出来ない。変な欲による執着?そこで解除させないといけない何かがあるのか?二人が全体の中で仕組まれているプログラムについて知る必要でもあるのか?理解不足が経験不足からくるとすれば、何かを経験せよということか。器の狭さからくるのなら大きくする努力をするか、狭いなら狭いままで上手く私なりに処理(理解)すればいいだろうに、それができない私の回路。ポンコツめっ。

昨日も酷いことを言ってしまった。普通、そんなこと、言わないでしょう?!ってことを、平気で言ってしまっている。酷い私。言えるということは、言っても大丈夫だと何処かが判断して言っているとも言えるだろうが、まあ、甘えといわれれば甘えなのだろう。超甘えん坊の私。では、何故すごい甘えん坊になってしまったかといえば、すごく苦しくてその苦しさに耐えることができなかったからであるので、一呼吸したら、一つ一つ理解できるやり方で、自分の力量も感じつつ、少しずつ改善してゆくしかない。(注:翌日お詫びのメールをしたら、何か酷いこと言った??だって!(-_-メ)嗚呼〜)

昨日は、行き交う言葉の中で、何が本当なのか、どれが私の本当の心なのか、どれが皆の本当の心なのか、まるで解らなくなってしまった。頭がエラーを感じてゆっくりストップする。そして休眠状態になる。家に帰ってから少しお休みして目覚めた後は、どれが本当で何が最適なのか良くわからないけれど、まあ、私は私で修正すべき所はその都度修正するということで、私が信じるように動けばいいのだろうという気持になって、なんとなくまたオン状態になっていった。今は見えなくても、道は続いている。

帰り間際のマングローブ。UさんとMちゃんのハグは、父娘みたいだった。Mちゃんが駐車場で私にしてくれたハグは、今まで感じていたMちゃんとはちょっと違っていて、泣いたあとの赤ちゃんのようで、立ち上がったばかりの小ヤギのようで、ちょっと愛おしい感じがした。今日はありがとう、Mちゃん。

みんな、みんな、上手く行きますように。


今、私の周りに存在していて、時に私を悩ませるほど、美しき人達。ありがたくて、時にありがたくなくて(笑)、ほんのり嬉しくて、時に手をつけられないほどに痛くて、私を苦しませたりそして楽しくさせてくれたりしている。ありがとう。いつも、ありがとう。今日も、ありがとう。みんな、ありがとう。そしてEちゃん、、、ありがとう。いつも大切な人。それはこれからも変わらない。。