混声合唱団すばる

混声合唱団すばるというコーラスグループの第9回演奏会なるものに行ってきた。案内を頂いたので久々に合唱を聴くのもよいかなと思って行った次第。
プロではないし、とても上手い人もあれば、そうでもないかな?(失礼^^;)っていう人もあり、粒ぞろいの修練を極めた人達とは言えないけれど、歌の楽しさ、歌う楽しさはどんな場でも共有できるものだなと思ふ。

プログラム中に観客も一緒になって歌うというのがあった。会場のC・S赤レンガという場所は響きがとてもいい。声も気持ち良く伸びていく。C・S赤レンガはシートが朱色だった頃の市民会館と匂いが一緒で、小学校の頃、合唱コンクールで歌った頃を懐かしく思いだした。

好みの声の人がおられて、その方達と一緒に声を合わしているというのもなんとも心地が良かった。好きな響きを持つ人と一緒に歌うと、声も気持ちもあまり意識せずともひとりでに伸びていく。

一緒に歌うということを楽しめるというのは、とても幸せなこと。歌は、その場で創られる楽しみであり、場ごとに違う(全く同じにはならない)非再現性の芸術。自分だけではなく、相手だけもなく、心を合わせ一緒に歌うということ。実際にやってみなければ、その楽しさもまた難しさも解からない。

童謡を一緒に歌った。童謡への理解が深く、なによりその気持ちを知って、それによる楽しい時間を数多く過ごした人と一緒に声を合わせるということは、なんと気持ちの良いことか。私も歌っているのだけれど、私の何かを引き上げて貰ってもいるようで、こんなに気持ちのよいことはなし。私ひとりではあんなに気持ち良くも上手にも歌えない。

河北先生が少し歴史のお話などもして下さった。クラシックに以前よりもまして疎い私は、今年ショパンが生誕200年ということも知らなければ、シューマンも生誕200年というのも勿論知らず。シューマンライプチヒ大学で法学を学び、20歳の時ピアノを習い始め、そのピアノの師の娘クララに恋をして、猛反対されたけれど30歳で結婚をしたのだとか。10年も思い続けたということになる。

指揮/指導をされている河北邦子先生のシューマンの曲の独唱はとてもお似合いで、味わいあってよかった。これを無料で聴けるのなら、来年もまた来たいな。

今日の学び。
『歌ってみなければ、、解からない。。』

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今日はマロちゃんの七回忌。
マロちゃん。マロちゃん。マロちゃん。マロちゃん。いつまでもずっと好きよ。マロちゃん。
マロちゃん。マロちゃ〜ん、マロちゃん。