蘇陽町へ(幣立五色大祭)




阿蘇郡蘇陽町まで行ってきた。
五年に一度の大祭。6年前に道に迷ってひっそりと行った時とは違う雰囲気だった。
老樹と老樹の間に立つと、なんだか「ごめんなさい。ありがとう」の気持ちが湧いてきて、ついでに涙も勝手に湧いてきた。
色んな姿の、色んなジャンルを生きておられるだろう、色んな所から来た、色んな人たち。千人ぐらい集まっていたであろうとの話。

お昼を過ぎて式が終わり帰ろうとすると、次のバスは18時までなし?!。ヒッチハイク?!今回の旅に誘ってくれた姫君に「ほらほら、のこちゃん、あそこ、声かけてみて!」とあおられ、イイトシシテ ノコチャン ヒッチハイク? マジ?!

しかし、多少の勇気を出せば、あとは慣れ。2、3回断られた後に声かけたカップルは東京から来られた方だったけれど、JRの赤水駅まで運んでもらい、坂本龍一と笑い方が似た感じの一見学者風のオジサンから、色んなオモシロイ話(幣立に来ることになったきっかけや農業の話など)をきくことができた。姫君にはとてもいいお話も転がってきて、なかなかGOODなヒッチハイクとなった。

しかし、姫君のパワフルさ、各種能力の高さには、恐れ入ったというか、勉強になった。

深夜0時すぎ、山口についてからのことは書かずにおこう。

旅慣れた同行者のお陰も大きいけれど、列車の旅は、物事を入り込ませることのできる余地が大きくて、なかなかよろし。

出発前夜に夢をみた。小船に乗る夢。これからまた何処かへ行くのかな。

幣立の神社の敷地内の其々の個所で受けたいろんな感覚、忘れないでね。送ってもらった車の中でひいたカードとそれにより知らされたこと、思い出してね。旅で学んだこと、忘れないでね。

今回はじめて利用した青春18きっぷ。私たちを見て「青春?青春?」とヒッチハイクで運んでもらったオジサンに笑われた(笑)。ええ、でも青春は楽しかったので、また青春18きっぷで旅をしますよ。


…8月23日は世界が平和であることを望んだ母の誕生日。