18日は英字新聞に

昨日は、少々大きくなってしまった悩みをかかえて、好きな音楽をかけてもまるで音も心に入って来なかったけれど、今日は少し音楽が心に届いてくる。心が閉じて体が閉じると、耳まで閉じて、本当に大好きなものまでも入って来なくなる。いつも音楽が聴けて、外界の心地よい風を感じることができる自分でいれたらいいと思うけれど、相変わらず一喜一憂も、それなりに激しい。未だに病んでるよなぁと思う。それでも以前に比べれば多少マシかな。

昨日はすっかり落ち込む出来事もあったけれど、嬉しいニュースもあった。

COP10に向けて英字新聞(ヘラルド・トリビューン紙←ここの新聞社名も日本での知名度あがると思うな。少なくとも募金をした人は知るようになる訳だし)に上関原発に関しての意見広告が無事に載ることになった模様。

今回は、私も何故かスムースに行動がとれて、先週は郵便局へほんのわずかだけれど募金を送金しに行った。誰かが持ってきたご仏前のお金を持って(笑)。きっとご先祖様も御喜びのはずです(笑)。週末にもう一度送金に行く予定が行きそびれてしまったけど、まあ、それはまた次に回すことにしよう。

掲載広告の目標額が達成され18日に掲載がされるらしい。これは楽しい!。企業ではなく、発起人は民間人。趣旨に賛同した人達の募金による紙面広告。こういう事が具現化されていくということを知るのは、私には非常に嬉しいことだし、力になる。Yes,We Can!できるんだなぁ。私の微々たる中の微々たる力も、力になる。なっている。小さいからといっても、みくびらなくていい。発起人の湯浅様、本当にありがとうございます。

今まで、上関の件では私なりにストレスを感じてきただけに、この意見広告掲載の件は大きかった。

先日祝島へ行ったとき、ご馳走になったおじさんの奥さんも県庁に座り込みにいったと云われていた。その時もパワーをもらった。私一人じゃないんだって気持ちになった。嬉しかった。

また昨日、意見広告の掲載が確定して私の心は更に喜んでいる。あ〜一人じゃないよ!

物理的に離れた人にも同じ心があって、繋がっている。まるで面識のない知らない人とも、同じように思う心で繋がっている。それを具体的に知ることの嬉しさ。きっとヘラルド・トリビューン紙を手にする数万人の中の人達も意見広告を見て上関の事を知ることになるだろう。なんだかワクワクする。

それから、なんと昨日は民主党の山崎議員さんが現地(田の浦)に足を運ばれ、状況を見に来られたらしい!偶々つけていたテレビニュースでその様子が流れていた。ビックリするやら嬉しいやら。よっ!民主党!山崎さん!(笑)。メディアの利用というのは、大きい。先日社民党福島みずほ議員さんも来られたらしいし、ちょっと私、ミーハーだけど、でもありがたいし、嬉しい。

事が事だけに、メディアに取り上げられることが必要だって思った当初の気持ち。正直途中、すっかり意気消沈して諦めモード入ってたけど、ちょっとずつ、確認しながらまだ進めそう。ちょっとずつ、ちょっとずつ、より夢のある方向へ進む。和解しながらゆっくり早く自然に進む。安全で画期的な方向へ、進む、進む。

別に電気作るのに、原子力発電など利用しなくてもいい。そんなどうしようもないものに、固執する必要はない。先取りの気質のある山口県なら、他の手段を思い切って採れるはず!

脱原発。上関、神の席、ハートの形をした島から、はじまるよ。


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なんとまあ、私的にタイムリーなんだけれど、今(pm6時代)テレビで潮流発電のことをやっていた。

マイミクさんの所で多分潮流発電のことを知ったのだったと思うけれど、「わぁ、これいいなぁ〜」と目が覚めるくらいにかなりピンとくるものがあった。社員にしてもらって、営業に出かけたい位に気に入った。

潮流であるから、石炭や石油などを燃やすことなく、海に潮流がある限り(地球に海があって自転をしている限り?)二酸化炭素も排出することもなく、半永久的に(勿論メンテナンスや経年劣化による取り換え等は必要だろうけれど)エネルギーを海から、というか潮流から取りだせる。すごいよなぁ・・・

私がいいなと思ったのは、その発電の為の装置のフォルムである。まるで生き物のようにそのフォルムが美しかった。本当に美しかった。

代表の方は元国際貨物船の船長さん。毎日海をみて、潮流にはものすごいエネルギーがあると感じられていたそうである。10年前から開発に取り組んで船長の仕事も止めて今に至る。現在56歳。社員は5人。社長以外は皆60歳以上で、ボランティアでされているらしい。素晴らしいね、素敵だね。でも、こんな仕事に携われるのだったら、私だって、タダでもさせてもらいたいくらいに、ワクワクすごくする。

韓国に装置を発注し、日本で実際的な実験が始まった。船に2つ程その装置を取り付けて船を走らせ潮流によって装置を回転させ、その動力でエネルギーを発生される(実際は橋の脚など何処かに取りつけて潮流のエネルギーを電気エネルギーに)。1度目は上手く行かなかったようだけれど、2度目のチャレンジは上手くいって、無事に電気が発電できるのを確認できたもよう。そんなこんなで、このたび、国からの補助金も出たらしい。

とりあえずの夢は明石大橋(だったかな)の橋脚に装置を取り付けて、そこから発電された電気で橋のイルミネーションを灯すことらしい。これまた、ステキですね。テレビみながら、キャーキャー言ってしまった。

Nova Energy。中電もこういうのチョイスしてみればいいのにと思う。というか、中電に頼らなくても、電気会社を誰か興してくれないかな。そして、他の電気会社から電気が買えるようになったら、私は原発以外の発電方法を採用してくれている電力会社から電気を買うことでしょう。

時代は進んでいる。大丈夫。