心ある人達

皆が無関心でいた時、私には想像できない辛さを経験して来られていると思うけれど、皆が関心を持つようになった今も、小出先生は必ずしも単純には喜べない。それが原発というもの。嗚呼〜〜〜><。


菊池さんとお会いしたときに、原発の設備のことも聴いたけれど、原発近くの奇形児のお話も聴いた。「そりゃぁ、みられるようなもんじゃないよ」と言われていた。目を1つしか持たずに生まれた赤子は、母親には死産としか伝えられない。きっと生々しい資料はすぐに取り出せたと思うけれど、私を気遣ってかその時は見せようとはされなかった。

菊池さんの別の顔。菊池さんは万華鏡を作られている。それは1日中みていても飽きない繊細で美しいもの。私の宝物の1つ。

技術者だからこそ知っている事、解っている事がある。現場に携わったものだからこそ解る事がある。そこに居た人だからこそ、その目で見て、そして体感で知っている事がある。それを拾うことは大切。