山口県立山口博物館 開館99周年記念 企画展「恐竜〜ダイナソーの世界〜」

手を自由にしたということ。それは繋いでいこうとした。そいういう意識の発生からじゃないのかな?と、勝手な想像をする。人間以外の動物は手を繋ぐということはしない。(よね?)握手魔?の私だから思うことかもしれないけど。(笑)
アロサウルスは手(腕)があんなに極端に小さくて、バカでかい頭としっぽと足。頭ばっかりバカでかくなって、きっとちょっぴり寂しい気分になったに違いない。(ホントカ?ウソウソ)
手を自由にしたのは採取だとか保管だとかいうものの為というのもあろうけど、何かを創って行きたくなったんだろうな。と、これまた勝手な想像をする。
何かを発明し、何かを作り、何か他のもの(聴覚とか視覚とか)を通して、また知りたかったんだろうな。すごいじゃん!すばらし〜じゃ〜〜ん!って。

恐竜の骨を触ってみても今の人達が映像で再現するような感じの狂暴な感じは受けないのよね。2つ程骨を触ったけれど、片方は特に穏やかに優しい感じがした。不必要に過剰な摂取なんかしてなかったと思うし、今の時代の人間の方が余程狂暴性が強かったりするんじゃなかろうか?時代的に人間と共生していたというのがとても興味深い。その時代の人間達は、今よりマイノリティーだったと思うけど、どんな気分で巨大なもの達と生きていたのだろう?

展覧会場に沢山の子供達がいたのが嬉しかった。就学前位のモンスターでない親子。小さい子供達がこういうものに興味をもってくれるのがとても嬉しい。

今の生物とはかなり違う骨格をもつ恐竜たち。解説してもらった人によると、進化の過程で骨をもったというのはとても重要な事らしい。ミネラルを?集めてその中から骨を形成できたことで、エビのような身を守る為の甲殻をもたず、ヨワヨワの内臓を守ることができるようになり生命の内部を発達させることができたらしい。今日学んだことで一番憶えていなくちゃいけないこと。骨の形成は重要な一つの進化のポイントになったってこと。

しかし、恐竜たちは一億年以上も繁栄していたなんてその年月の長さはとても想像できない。そして如何考えても人間はこれから先そんなに長い間繁栄をつづける事はできない(と思う)。人間さんは困ったちゃんになり過ぎで、どっかに行かされちゃうのかも?しれない。



開館99周年記念 企画展「恐竜〜ダイナソーの世界〜」
山口県立山口博物館 山口市春日町8-2
平成23年7月29日(金)〜8月28日(日)
一般700円(団体550円)学生450円(団体350円)
19歳未満及び70歳以上の方、高等学校・中等教育学校・特別支援学校の生徒の方は無料

(1) 恐竜が誕生するまで 内容 地球と生命の誕生の様子や、約3億年前のパンゲア大陸の出現など、恐竜が生まれる前の地球の様子を紹介します。
展示資料 生きている化石・シーラカンス(デボン紀の実物化石)、両生類への進化が分かる魚・ユーステノプテロン(実物化石)など

(2)恐竜の時代 内容 恐竜の誕生(三畳紀)から、巨大化する恐竜や多様化する恐竜など、恐竜の繁栄と絶滅までの恐竜の進化を紹介します。

展示資料 アロサウルス(全長4.5m)やキャンプトサウルス(全長6m)の全身骨格、触れる本物の恐竜の大腿骨、イギリスBBC制作の「ウォーキングwithダイナソー」など

(3)恐竜が絶滅してから 内容 恐竜の次に栄えた哺乳類、人類の出現など、恐竜が絶滅した後の地球の様子を紹介します。
展示資料 現在の鹿の3倍の大きさ・ヤベオオツノジカをはじめ、トリゴニアス頭骨、パトリオフェリス頭骨など