ゼロに近くても無限大

記憶力がとても悪くて何でもすぐに忘れてしまう私。記憶力がもう少しあって、それに伴いもう少しお勉強が出来ていたら、もっと違う人生だったかもね、と偶に思う。実証はできないから解らないけれど、でももし実際に記憶力が良くて勉強が出来ていたとしてもあまり今と変わらない人生だったかもしれない。記憶力が悪かったけど、なんとかここまで生きて来れたのだから、それでよしとしているけれど。

記憶力がいい人の方に腹黒、邪、弱者への思いやりのない人が多い気がするし、素朴な田舎のおばちゃんの方が好きな私ではあるし、今の私のこの程度の記憶力で適当であったのかもしれない。及ばざるは過ぎたるよりまされり。

昨日は相方さんに、私より少なくとも2倍は記憶力がいいよねぇと話していたら、2を0で割ると、答えは幾つと思う?と訊いてきたので、解らん、2(倍)?と返事をしたら(←1で割れば2だし、2であるはずがないのにね。大馬鹿・笑)、解がない(厳密に言ったらゼロでは割れない)との答え。でも解(極限値)は限りなく無限大だと!。確かに、0.1、0.01、0.001…、0により近い数字で割れば割るほど、解はどこまでもどこまでも無限に大きくなる。

相方さんが数学が好きな理由。広大な世界を知る道具。複雑な様でシンプルで美しい。

そして限りなく0に近い私の記憶力は、小さい小さい数値で割って行けば限りなく無限大?・・・笑