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先日図書館に本を返却に行った際「ご自由にお取り下さい」と書いてある棚から雑誌を数冊貰って帰った。その中の一冊「婦人公論」に東日本大震災後の記事が写真と共にあった。雑誌は2011年8月号のものだった。最近ではリアルに想い出す事は無くなっていたけれど、記事と写真をみていて大震災から数ヶ月後のまだ大きな不安の中の時間が写真と共に蘇った。あれから4年。何をしてきたかと問えば、少しの寄付くらいで、特に何も出来た訳ではない。これからも特別に何かをできる訳ではないけれど、刻まれた記憶を取り出すことはできるし、それをベースに考えを持つ事ができる。

原発が無ければ、ここまでの心(体)の負担は無かったのに、と思う。無くても良かったのに、今でも原発をあきらめない人達。人はオイシイ話には乗りたがるものだけど、本当にそれは、美しく、人のために、体のためになるものか?それで幸せか?

個人的にはなるべく小さなエネルギーを心がけ、自然から外れることなく、気持ちよいエネルギーで生きていきたいと思います。