ゲヴェルツトラミネール

朝パン食である相方さんは約一週間に1瓶のペースでピーナツバターを消費する。お気に入りのピーナツバターは新下関のゆめシティの輸入食材のお店"カルディア"でないとおいておらず、ガソリン代を考えると高くつくピーナツバターだなと思うけれど、ドライブがてら気分転換も兼ねて新下関まで時折出かけている。

今回いつものピーナツバターを沢山入手した後、白ワインの瓶の前に立っていた相方さん。複雑な味のワインだったという記憶が蘇ったらしく、「こりゃ~変わった味のワインど~」と言って私に飲ませてみたい様子だった。如何しようか迷った末、割引価格になっていたのと店員さんが勧められたこともあり、2016年ものと2018年の計2本も購入して帰った。

ラベルの中の読める字を辿るとアルザス地方のワインであるのが私にも解る。でも品種はリースリング種でもなければピノノワールでもないし見たことのない品種名。はっきりいって私には読めず。帰宅後、調べると「ゲヴェルツトラミネール」という品種で、非常に強く上品なアロマが特徴であるらしい。

あまりお酒は強くないし、飲みたいというか、飲める気分の時でしかワインは開けたくないので、購入してから数日後に、そのゲヴェルツトラミネールという品種のワインを開けた。

開けてびっくり、なんて好きな味でしょう!。これに少し似た味のドイツワインを一度飲んだことがあるけれど、クラスとしてはトロッケンベーレンアウスレーゼだったと思う。ハチミツの様な味だった。今回のゲヴェルツトラミネールは値段は高くないので(千五百円位)余韻の残るようなワインではないけれど、ハチミツや白い花の香りetc.がしてとても好みのワインだった。きっとこのワインができる土地は、野生の花の沢山咲く、私好みの土地に違いなし。

このワインはお花の好きな女子はきっととても好きだと思う。また一つ好きなものが増えました。発音しにくいけれど、ゲヴェルツトラミネール。この品種は覚えておきましょう。