またきっと

クーチャンが逝ってしまって、2年が過ぎた。突然すぎるお別れ。
くーちゃんはすぐに降参する猫だった。
背中の毛を逆立てることはあっても、無駄に戦うことはしなかった。
とっとと降参した。心自由に負けて、いつも跳んで逃げた。

抱っこされるのは余り好きじゃなかったけど、甘えん坊で、良く肩の上に乗ってきた。

今も続く後悔。

今もクーチャンを胸に抱いて、心の手で、毛並みを撫でる。

また逢おうね、また逢おうね。

愛しているよ。