くぅ~ちゃん

一年前の7月、愛猫が他界した。享年14歳。死ぬ前2,3日はご飯を食べなくなるのが普通というか自然な逝き方。でもクーチャンは、突然に逝ってしまった。信じられなかった。果てしない後悔。一緒にいる時間が少なかったこと、今でもものすごく後悔している。

ニャーニャーよく鳴く猫だった。甘えん坊で、背中に乗るのが好きで、木登りも好きで、屋根の上が好きで、よくガタガタと瓦の上を歩いている音がした。屋根の上で朝日を浴びていたり、私の帰りを屋根の上で待っていることも多かった。私がパソコンに向かっているとキーボードの上にやってきたり、ピアノを弾けば膝にのってきたり、ピアノの上の小物をわざと落としてみたり、私が車で出ようとすると、はぶてたり、どこにいくのと睨んだり。

完全なる家猫にはなっておらず畑猫だし、先代のマロちゃんのように20年以上長生きするのは無理だろうとは思っていた。でも別れは突然で早すぎた。

私が重度のうつ状態で引き籠もっていた時にずっと一緒にいてくれたクーチャン。私が新しく猫を拾ってきたために、愛情の注がれ具合が減ってしまったり、新入り猫のちび君の面倒をみないといけなかったりで、ストレスもあったと思う。ごめんね。

クーチャンは今は、いつもそばにいるんだと思う。私が生きていて思い出すときはいつも私と共にいてくれていると思う。
いつかまた、かならず逢おうね!絶対忘れないから!