寒桜@向島

なかなか原発のことから離れられずにいたけれど、でも今の他の現実も大切。空も変わって風にお花の匂いが乗っかるようになってきたし、まだ少し肌寒いけど以前ネット上で目に留まって気になっていた桜を友と見に行ってみた。

お目もじしたのは防府市向島小学校の玄関そばにある寒桜。樹齢90歳位、根周りは4m半。少し満開の時期は過ぎていたけれど、大きな樹を見るのが好きな私としてはそれでも良かった。

寒桜も良かったけれど、向島という土地のもつ地場、磁場?がすごくよくて気に入った。電磁波が少なさそうというか、とても長閑。小学校のすぐ側にある山は校庭で野球をしている子供たちを守っているような感じ。穏やかなまるい山だけれど、パワーがありそげな山で花崗岩が多くあるのかもしれない。遠赤外線でも発しているような感じがした。こんな長閑な土地は珍しい。地場が良い所為か、寒桜のみならずヤシ?の木など他の木も成長がよかった。

今回は行っていないけれど、向島の南側には田ノ浦という場所があるそう。上関にも中関にも田ノ浦という場所があるというのは何でかな?お祭りされている巨石もあるもよう。海と巨石となると、私の心はそそられる(笑)。

帰りに防府の天神様に行って、福島原発の件もお祈りした。改修工事がされたようで風景が少し変わっていた。

小腹が空いたねということで、鳥居をでて近くの食事処に入ると、少し暇そうにしておられたお店のご主人らしき人が地元の話をして下さった。

山口県はそういう傾向多い気もするけれど、市長は5期目だという防府もそのようで、箱もの作って人があまり入らないパターンにまたなっているという話。

去年の5月にオープンしたという鳥居のすぐ側にある“まちの駅”は土曜日のお昼過ぎというのに建物内のレストランは私達が側を通った時にはお客さんはひとりもおられなかった。いかにも土建屋さんがトッカン処理しました的な建物内部。政治的なものばかりが目立って関与する建物は、あくまで政治的。ぬくもりや文化を肌で感じようとしてはいけません(苦笑)。

出来上がって見ると本来のプランからは大きく外れていて、体験学習ができるようなコーナーなども入る事になっていたけれど、そのようなものはなし云々。超大型TVスクリーンも小型になって数台設置。因みに映像にも感心が向かず私達は素通りして見ておらず。3億7千万円(?定かでなし)の費用をかけて工事し、毎年2千万?の補助金(税金よね)が降りるのだとか。

天神様へ向かう参道辺りの土地は、宮司が宗教法人で税金も掛からないので、次から次へと購入していき親族名義になっているそう。それから上関町は原発関係で85億円のお金を貰っているとか?そんな話を食事処のおじさんは色々として下さった。

「戦前位の感じに戻った方がいいね」とオジサンは言っておられたけれど、私達も「それがいい、それでいいと思います。」と相槌を打った。勿論、全て戻れる訳でもないし戻す必要もない所もあると思うけれど、でも何処かを戻すことが進歩していく1つの道になることはあると思う。

神様へお祈りした後は、国分寺にも寄った。友が「のんち君は去年たしか良縁祈願したよ」と言っていた。「えっ?そんなことしたっけ?」といつも同様痴呆の私。すっかり忘れていたけれど縁日に行ったことは記憶に上ってきた。彼女は記憶力がいいので、きっと良縁祈願もしたのだろう。

「あら、去年は色々と良いご縁もあった気がするけれど、それなりに自助努力してたのねぇ〜(笑)」と私が言うと「神頼みは、自助努力とは言わぬだろう?」と友。(苦笑)・・

4月第一土曜日はお昼過ぎごろまで、国分寺最大のお祭りをしていたもよう。今回は福島原発のことと、健康を祈願して帰った。そして、友に言われて、良縁の御礼も述べておいた。神様、ここの所いつも頼んでばかりでご免なさい。でも程良く今後ともよろしくお願いします。^^