フェルメール 光の王国展

フェルメールのリ・クリエイト作品というのが山口の井筒屋に来るらしい。監修は私の大好きな生物学者福岡伸一氏。テーマ音楽担当は久石譲小林薫宮沢りえによる音声ガイドもあるらしい。私の大好き三昧になっておるもよう。

因みに、フェルメールが求めた色調とテクスチャーを推測し、最新のデジタルマスタリング技術によって再創造した作品をリ・クリエイト作品と称し、展示するらしい。

修復で例えばダ・ビンチの「最後の晩餐」なども汚れを落としオリジナルをたどっていくと随分とカラフルになり人物の表情も変わってきていたりもする。ミケランジェロの「最後の審判」もしかり。色、表情は作者の意図を反映する。それを思えば描かれた当初のオリジナルに近づけてある(戻してある)という点でリ・クリエイト作品というのもまた興味深い。

九州で開催されたフェルメール展で現物は見ている。天邪鬼な所のある私は、皆がフェルメールといえばいうほど、見る気にならなかったけど、現物を見てみるとやはり良かった。少し離れてから見たときに伝わってくる絵の雰囲気は、これがフェルメールなんだねと思わせた。

現物を細部まで明確に憶えているわけではないけれど、私なりに捉えている部分は残っていると思う。数年前にみた現物と比べて、今回どこを面白く思い、どこに差を感じるか。そして年代別に並べられた所から何を思い感じるか。今から少し楽しみである。

昨日、一緒に山口をプラプラしたNちゃんが食事中にフェルメールが井筒屋にくる?という話をしていたので検索したところ得られた情報。Nちゃん、感謝。


入場料:一般・大学生900円、中・高校生500円、小学生以下無料。
会期 :7/27〜8/15

詳しい情報は以下参照
http://sunyama.soreccha.jp/e385994.html