つばめがくる

つばめが来る日は何となくわかる。そういう空の気配がするから。今日は朝からお天気が良かったし、何となく気配があったので、そろそろ来るはずと思ったら、やっぱり来た。夕方畑にでていたら上空を一羽飛んで行き、もう一羽飛んできたのと合流して遠くへ飛んで行った。やっぱり来た。来ていた。
毎年つばめの飛来はすごく嬉しいことなのに、今年は何だか少しだけ心が重い。理由は家のすぐ前に太陽光パネルが設置されたこと。つばめの遊び場の一つだった向かいのKさんのお庭。そのKさんが亡くなられたこと。私が生まれる前からずっとあった近くの小さな森や林の木がゴッソリ全部伐採されてしまったこと。この一年位の間に近くの空き土地の造成が進み4軒も家が建ったこと。私が山口の家にいないこと。
一昨年までは30年以上も我が家で子供を育てていた燕さん。去年はお向かいのKさんのお宅で巣作りしたようだった。今年はまた我が家に来てくれるといいけれど、私もあまり家にいることはないし、燕さん達はどうするだろう。近くの田畑も造成工事がされた所が多く、餌も少なくなっていると思う。燕さん、今年は我が家で雛を孵して欲しいけど、ダメかな。。。望みはとても小さいのが今の現実。



後日追記 
今年も2度ほど雛を孵し、7羽?のつばめが巣立っていきました。ありがとう!