澤地久枝さんの答え

久しぶりに澤地久枝さんの姿をみた。ニュース番組中に沖縄の基地移設問題でコメントをされていた。まだご存命かなぁと思っていたけれど、とてもお元気そうだった。10年前よりも今の方がお元気そうだし、更に美しく更に強くなられておられる気がして、嬉しいような、なんだか、そんな気分になる。

朝日系の番組だからというのもあると思うけれど、澤地さんにコメントを取りに行かれた事にも感謝したい。

・誰も、何処の県も、来てほしいなんて言わないでしょう。どうぞどうぞ、わが県へ来て下さいなんて、どこの県が言うでしょうか。それが、県民の、民の、世論の、答えです。
アメリカ軍の基地を維持するために日本側は7割ものお金を負担し、そのお金は私たちの税金によって賄われていて、勿論アメリカ軍としては都合のいい話ではあるし、敢えて自ら撤退しようなどということはないでしょう。
・極に考えて行って、向かいたい方向は、憲法9条へと向いていく。それを理想とし向かう世界。どの国も、考えていく先はそこに至り、それしかない。

正しく覚えておらず、私の解釈の色がはいっているかもしれないけれど、大まかには上記のようなことを言われていた。

そして最後に、『他の答えはない。』と断言された。とても気持ち良く揺るぎ無くすっきりした言葉だった。

防衛って、何処まで必要なのだろう。
より全体が平和でありますように。