夢楽から一年

丁度1年前の今日、小豆島にある「げんきのたね夢楽」という所へ行った。去年日記には書いておらず。余りに濃い体験だと、逆に何も書けなくなってしまう私。
てんつくまんが好きだったり興味があった訳では全くなく、自ら進んで行きたいと思った訳でもなかったのに、何故か行く事になってしまった小豆島。列車を、乗り継いで、乗り継いで、バスに乗って、船に乗って、バスに乗って、殆ど流刑な気分で向かった小豆島。行ってすぐに、不便さと心細さとで、一泊したら予定を早めて帰ろうと思ったのに、結局10日間滞在。
人参の種まきをして、ジャガイモ掘って、ブルーベリーの畑で草取りして、軽トラの荷台でスリルを味わい、海に潜って虹色の海を見て貽貝採りを教えてもらい、ヘンな朝礼があって、樹齢1600年を超えるシンパクなる老樹と対面し、7年ぶりにスケッチをして、ギターの森でのギター演奏に大泣きして、少しだけお遍路参りをして、過去最高においしい焼きそばを食べ、建築現場へ連れて行って貰って、工事中のお風呂のコンクリート塗りを少しだけ手伝わせてもらって、アイコさんや清田さんと一緒にお料理して、小雨の降るなか飲料用の湧水を採りに行き、お醤油屋さんの工場見学へ行き、日食をイケメンの男の子と一緒に見て、殿方正装による完工式の祭典に参加して、ちぃちゃんとけんりゅう君と一緒にお風呂入って、くま蝉の羽化を生まれて初めて見て、夜のバーで昭和のヒットソング特集とスペシャルに作って貰った緑のカクテルで一寸酔って、嫌!って思って不参加予定のAKIRA氏のワークショップに校長の勧めで参加して、アキラ氏の強烈な歌を聴き衝撃を受けて&感動して涙を流して、夜遅くまで頑張ってネアリカ作って、美人のりえさんによるリアルでおったまげ―な出産オペラ聴いて、面白すぎな替え歌大会があって、タテボッチャンの稀有な語りを聴いて、裸の兄チャン達による火起こし祭りがあって、元料理人アキラ先生指導によるカレー料理教室があって、、等々、もぉぉお、な、な、なんじゃ〜〜?!!の嵐に吹かれまくり。私の人生において一番変化に富んで充実した10日間でありました。

旅は、いいね。どんな旅でも。

そして一年後、くじ運なんて全然よくないのに、何故か偶々応募したバス旅行が当たって、明日は九州へ小さな日帰りの旅。
革製品工場見学(佐賀)…ここでお金おとして欲しいんだろうけれど、ゴメンヤス→バイキング&温泉(熊本)→大宰府天満宮

またこの時期に小さな日帰りの旅だけど出かけられるのがちょっと嬉しい。温泉でプカーっとして阿蘇の大地のエネルギーを頂だいして、天神様総本山で心をリセットしてこよう。