長崎の四次元パーラーあんでるせん

もう、なんといっていいやら、わかりません。

あんでるせんのマスターは、ごく普通の格好をした天才?というか超人?でした。お姿は、黒のTシャツにジーンズで至って普通。そして場には、淡々と、もと冬樹風の語り方?でおやじギャグが通過していってました。

いろんな事が目の前で、無理な力ではなく平気に行われてゆきました。
タネも仕組みも道理もサイもわからないけど、現実は目の前にあり。

お札が指の上で立つし、そして宙に浮くし、箱に入れた指輪は消えて移動するし、カードは額縁のガラスの中に一瞬のうちに入っているし、瓶の中にいれたボルトとナットが勝手に動いて開いていったり、お札の中の顔の表情は変わるし、飲んだお水は、飲んだ量だけ空の魔法瓶から出てくるし、ひいたトランプのカードを当てるのなんて当たり前で、人の名前は言い当てるし、電卓を使って人にランダムに数ケタの数字を押してもらって人の誕生日を当てるし、十円玉は指でさすると大きくなったり小さくなったりするし、コインはお札を貫通するし、目の前で開けた小さなトランクから物理的に入らない巨大なテニスボールがでてきたり、サイコロの目がお客さんが言った目と回数ほど出る(今回は5の目を連続3回、3回以降は他の数字に)し、スプーン食べちゃうし、電気はビリビリじゃなくてバリバリって音をたてて指から流れるし、ルービックキューブを9秒で揃え(ギネス公認は10秒台?)不揃いのルービックキューブとまったく同じものをつくったり、最後にビール瓶をぐにゃぐにゃとタオルを絞るように曲げて下さいました。

15年くらい前から知っているけれど初めて来たと言われていた福島県からお越しのご夫婦、鹿児島県から姪っ子と一緒にきたという二人づれ(癌治療を受けられているのかつるつる頭に帽子姿)。遠くから来られた方も多かったのだろうけれど、でもこのショーは遠方からでも来て見る価値は充分にあると思います。

店内には、右脳開発の七田真さんや、竹村健一さん、等々色んな有名人の写真が貼ってあって、故井深大氏は、自家用飛行機であんでるせんに来られたとか(さすが天下のソニー)。

因みに、このサイキックショーは、見せてもらって、ショーのお代はとられることはありません。

ずば抜けた記憶力、超能力、サイキック。(久村さんご自身は超能力とは言われず未知能力と言われています。)人は与えられもするだろうけれど(インスピレーションとか)、でもそれを先に運ぶのは、その人次第なのかなぁとも思います。宿命はあるけど、そこから先の運命はその人次第らしいです。そして、人は、宇宙を通して、すべてと繋がっているそうです。

占いは統計なので、信じなくてもいいそうです。それとは違う世界があるということなのかもしれません。

奥さんに感謝できなくなったら、奥さんを隣の家の奥さんだと思うといいですよ、と(笑)。隣の家の奥さんがわざわざ料理を作ってくれる、布団を敷いてくれる、そう思ったらありがたいなと感謝の気持ちが湧いてくるでしょ?と。その心持ちはいいな(笑)。

ショーの中でのこと。「奥さんの名前をいいますから、心に奥さんの名前を思って下さい」…男性が奥さんの名前を心に思う…「二人女性の名前がでてきますが、どっちですか?」…男性は苦笑。一人に絞られたお名前は、漢字1文字。もちろん当たっておりました。「奥さんへの愛情が半分になっていますよ」のマスターの言葉に、横にいた奥様「ほらっ!そうでしょ〜〜!!←チョット御怒りモード(笑)」。その後、ご主人の気持ちが奥様にすごく沿われているようでした。多分このご夫婦は、なんだかんだで、今後幸せな夫婦生活を送られるに違いありません(笑)。

それから、「マスコミの情報は鵜呑みにしないほうがいいですね。実際に自分で確かめてみる。現地へ行って自分みて確認する。そういうことは大切ですね。」というようなお話もされていました。

他にも「相手が本当に喜ぶことをしてあげる。そうすると後から人や物やお金などがついてきます。」というようなことを言われていました。この言葉は、私にとって届くものがありました。

ショーを見せてもらって、捕らわれみたいなもの(固定観念)が外れてしまっていたからか、色んなマスターの言葉が気持ちよく心に届いてきました。

ショーの後「ボク、どんな仕事が合っていますか?」とか訊いて帰る人などもおられ、その答えに妙に納得。そして、それをきいた人達の顔がすごく前向きになっていく(すっかりその気になる)のがとてもいい感じでした。

他にも多少ご病気?の方に呼吸法(10秒位かけて吸って30秒くらいかけて吐くだったかな、遠巻きに聴いていたから違うかも)を教えておられたり、片足が麻痺で不自由な人に、良いイメージを持っていったら、少しずつ良くなっていきますからとアドバイスもされていました。マスターが言われると、不思議と本当によくなっていく気がします。

しかし、ここの料理はすべてマスター一人で作っておられるのでしょうか?一回に入るお客さん30人の食事と飲み物のオーダーを1時間半位で?つくられるのだと思うけれど、魔法で出される訳ではないと思うので、やはり一人で作られているのでしょうかね?

帰りに「また来ます」と言ったら「また呼びますから(見えない力で?)」と。呼んで下さい!っていうより、また必ず行きますわっ!!

17時に入店して、ショーが終わったのが、22時5分前位。不思議で面白くてゼロになれて、心が知らずのうちに前向きになっていく時間でした。

毎度Nちゃんに運転してもらって、待ち合わせ場所に戻ってきたら、走行距離のメーターが555.5km(一日の走行距離)、時刻は2時13分で、因みにNちゃんのお誕生日が2月13日。Nちゃん、今日は長距離運転ありがとうね。ゴーゴーゴーゴーだよ。

家に帰って、余りにも星空が綺麗だったから、寝転がって空を見上げたら1分もしないうちに流れ星がシューっと流れて、もう流れないかなぁー、流れて〜、やっぱりダメ?と思っていたら、数分後にまた1つシューっと流れた。(後で調べたけど、特に流星群の時期でもなかった模様)

まったくもってありがたく、そして不思議な不思議な一日でございました。


あんでるせん@長崎へ車で行く場合、長崎県東そのぎインターチェンジで降りて、左手に海を見ながら走る事10分少々(8km)、川棚駅のすぐ近くです。車は駅の駐車場(1時間100円)に入れて下さいね。来店は要予約(TEL095 682 5385)で一か月前から受付可能。早い予約ほどカウンターの前でみることができます。


写真はもと折り紙の講師をされていたあんでるせんのマスターが折られたもの

あんでるせん 以下参照
http://shophouse.exblog.jp/583999/
http://www.geocities.jp/hara_tame/japan/daytrip1.html
http://plaza.rakuten.co.jp/hamadamakiko/diary/20060627/
http://blog.livedoor.jp/jungledog/archives/243680.html
http://www.geocities.jp/ennohana/ennanden11-15.htm

つづきの記事:http://d.hatena.ne.jp/nocochan/20100920