小出裕章先生@周防大島

小出裕章先生の講演を聴きに行ってきた。20年ぶり位に周防大橋を渡った。あいにくのお天気だったけれど、瀬戸内の海や島々はあらためて美しいと思った。

小出先生が今福島で起こっている事故がまるで夢のように思えると言われていた。悪夢を見ているようだと。

絶対にあってはいけなかった事故。
止めなければいけなかった原発
そして起こってしまった事故。
都合のいいことばかりをいう学者や政府。コントロールされた情報を流され、それを聞く羽目になる私達国民。

小出先生は原発はいけないと40年近く?言い続けられてきた。世論は皆そっぽを向いてきた。国は原発を推進しつづけた。
どれだけ辛酸を舐め、どれだけ無念に思われてこられた事だろうと思う。

原発の事故がひとたび起こってしまえば、何万何十万という人の、それぞれの人の生活が破綻してしまう。

今日も原発の事故は続いている。現場にいて命をかけて作業をしておられる人がいる。

どう考えても事態は簡単ではないし、これからまだ空気も海も地下水も汚染されていくだろう。。。

お願いですから、政府や東電の皆さん、小出先生のお話に真摯に耳を傾けて下さい。具体的により明確に知っている人の意見を聴くことが賢明です。

来年の3月、宇部市にも講演に来てもらえることになったらしい。きっとものすごくお忙しいと思うのに、、、。

発起人となって下さったのは先日の「幸せの経済学」に来られていた方だった。小出先生のお話はとても解りやすい。全ての人を大切に思う気持ちがそうさせているのだと思う。だから是非に、子供から大人まで、中学生高校生、市長や議員、あらゆるジャンルの人に来てもらえたらと今から思っている。今までの事を知り、内省してこれからの事を考えていかなければならない。

しかし、来年の3月、事態はどのようになっているのだろう?山口は日本はどの様になっているのだろう。友とも話したが、まるで想像がつかない・・・。

原発が半分位止まっていて欲しいと言ったら、同行の友2人が「全部止まる」と言っていた。

原発が全部止まる」・・・きっと、そうなる。そんな気がしてきた。

今年の2月の終わり頃、本当にホトホト原発に関して考えるのがもう嫌になって、もう原発なんてどうでもいいっ!と思った。勿論その事から離れてもいけなかったのだけれど。

でも、こうして今日のような日があって、事態はまだまだ大変な状況ではあるけれど、でも、何か特別な力をもらった気がしている。

握手魔なので、握手をしてもらった。大きい手はとても温かかった。大きな大きな力をもらった気がする。

小出先生、お忙しい中の講演、本当にありがとうございました。

昨日の講演会の詳しい内容はこちら→http://hiroakikoide.wordpress.com/をご覧ください。


原発なんかに頼らなくても、電気に困る事はありません!充分に他の電力でまかなえるようです!

ここも是非に→http://actio.gr.jp/2007/11/19061359.html
<人間は自然の一部でしかない> という所からの文章を読んでいると、美しさが心に響いてきて、なんとも言えない気分になっていくのです。。。