今日は10年目の12月20日

みぞれ混じりの雨。風も強い。一瞬青空になったのを見計らって、例年のように、水、お線香、お数珠、お花を抱えて、家からトコトコ歩いてお墓参りに行く。帰りは、濡れてしまった手が風にさらされて、感覚が無くなるほど、冷たく痛かった。

あれからちょうど10年。変わったなという自覚がそれなりにあるのは、やはり環境の変化に因る所が大きいのだろう。取り巻く環境が変われば、人は変わる。変われる。私のような意志の弱い人でも、変わる。変わっていく。だって、生物だもの。

一人孤独に過ごす精妙な時間が好きだから、そんな時間が少なくなってきていて、それはそれで寂しくもあるけれど、色々と味わうために、学ぶために、この世にやってきているならば、それもよし、これもよし。意識はそれをよしとして流れていっている。

あの日も朝焼けがさしたあとは、雪になった。そして今年も外はいつの間にか雪に変わった。

いつかまた。いずれまた。それまでできるだけ元気でいますね。


今日は午後からアイコさんとお針子の会「フェルトで作るサンタクロース」をして、その後は久しぶりにあう人達とお茶会です。