ウエッジウッド(FLORENTINE TURQUOISE)

ウエッジウッド創立1759年。創設者のウエッジウッドと進化論を書いたダーウィンの祖父は親友だったと前に行った展覧会『英国王室が愛した花々』で知った。植物の事は勿論のこと、絵付け用絵具の調合の話なども二人はよく交わしていたらしい。化学の方面ではフランスは進んでるよねと思った展覧会でもありました。
その展覧会から1か月後?のリサイクルショップでのこと。ウエッジウッドの柄などまるで知らない旦那が「変わった柄のお皿がある。なかなか感じがよい。」と私を呼んだので行ってみると、見覚えのある柄の食器。ウエッジウッドのティーセット(FLORENTINE TURQUOISE)♪でした。私が好むものの影響を随分受けるようになってきた気がする?旦那さん。買おうかどうしようか迷ったけど、結局買ってしまいました。お代は折半(笑)。使用するのは勿論私(笑)。
使用しての感想としては、口に紅茶が入っていく時、カップ上部のカーブによる液体の流れ?がとてもいい!。肌合いもとても滑らか。生地のグラインドにかける時間、焼成温度、釉薬の状態、色々考慮してありそうです。厚みもほどほどにあって、カップの保温性も良いに違いなし。絵柄のみならず、このカップを使うことによってもたらされる気分もなかなかよろし。底と側面が直角の場合汚れが取れにく渋がシミになって残ることもあるけれど、底が全面カーブなので洗うのも楽。さすが紅茶好きのイギリスの製品。四半世紀以上前に買った(買って使っていない)ロイヤルドルトンカップもイギリスのものだけれど、ウエッジウッドの方が断然いいと思う。色々な方面からよく考えて作ってあることに感心するばかり。
お陰で8年前に買ってほぼほぼ使っていなかったガラスのティーポットも使えたし、前に買っておいたWilliamson Teaという紅茶(ダージリン)も美味しく頂けました。
英国人の気分を持ち合わせない私だけど、ずっと紅茶飲んでたら、少しは英国人の気分を味わえるようになるかしら?(←お行儀の悪い私には多分無理。苦笑)因みにこのウエッジウッドのカップは姿勢よく飲むことができます。
これから長きに渡り(主に女子会するときに?笑)使用しようと思います。
 

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ウエッジウッド