ローマ法王ヨハネパウロ2世とのお別れ

今日もローマ法王との最後のお別れに集った多くの人達の映像が流れた。
映像を見ていたら、なんとなく手が胸の前に合わさってきて、知らずの内にTVに向かって合掌をしていた。私はカトリック信者でもクリスチャンでもなんでもないけど、、。

メディアが伝えたところによると、160の国、地域から首脳らが参列。世界からイタリアに集まった信者は400万人とも。
ローマ法王が「空飛ぶ聖座」と呼ばれるほど世界各国を飛び回り、対話を続けてこられたことなど、何も知らなかった。スラブ民族出身であったということも。


法王の葬儀に小泉さんは参列せず。ローマ法王の葬儀に参列するにそぐう懐をもった首脳陣が出席したのでしょう?(ブッシュはあの席にそぐった人には見えませんでしたが(~_~;))





朝の冷たい空気の中、ホテルをでると、10分位歩けば、そこはもうサンピエトロ広場だった。
建物に描かれた多くの絵や彫刻に見守られ、ゆっくりと静かにその荘厳さを感じながら、天を見上げた。
一番高い所に描かれているものは何だろう?
階段を上っていくと、ドームになった天井の真ん中に白い鳩が描かれていた。
心は放たれ、希望と平和をもって、新たに何処かへ抜けていくようだった。

これからの世界は何処に行くのか?
多様を認め、それぞれが尊重しあいつつ、そして平和でありますように。