紅梅

今年は少し色っぽくなれたらよいなとの願望を込めて、お正月に紅梅を床の間に入れておいた。水を差す他は何もせずにいた床の間のお花に、2、3日まえ紅梅が2つばかり咲いているのに気付いた。
近くに鼻を寄せると、とてもいい香りがする。紅梅ってこんなにいい香りがするんだねぇと、少しではあるけれど濃い香りを堪能する。
咲いてくれるかなぁと思いつつ枝の根元を切り戻して花瓶に入れ替えた。

今日はなんだか梅の香りがするなぁと思いながら過ごしていたけれど、廊下から紅梅がいれてあるお部屋に入った途端あまりにも濃い梅の香りが漂って、何気にお花器に目がいった。すると切り戻した枝に沢〜山の紅梅が花を咲かせていて、吃驚!

20年来お花を入れてきて、今年初めて入れた紅梅。白梅ほどふわっとした広がりはないけれど、でもとても強く濃く美しいものを感じる。確か、梅はバラ科だったような気がする。女子たらば、こういう風になりたいものでありますね。