9階からの眺望と酵素玄米と

菜の花プロジェクトでご一緒していたKさんがお声をかけて下さり「酵素玄米」を炊く現場を見せて貰いにいった。場所は同じく菜の花プロジェクトでご一緒していたIさんのマンション。Iさんのマンションは市街地の利便性のとても高いマンションの9階で玄関を入ると一面のガラスから素晴らしい眺望!驚いた。宇部の市街地が一望できて、私が以前勤めていたセメント工場の建物、新しくできたというテニスコート恩田陸上競技場の照明、遠くに海も見えて、お天気の良い日は九州も見えるらしい。3方向からの眺めることができて、北側はくねくね曲がった路地と共に開発が免れていて沢山の緑が点在していた。意外と緑が多いのにびっくり。北側や東側に広がる山々。宇部で一番高い?桂木山?も見えるらしかった。

余りの素晴らしい眺望にテンションは下がらないまま、酵素玄米の実演が始まった。いつもながら賢くて穏やかでペースが一定のKさんが玄米をとぎ始められた。一升の玄米を炊かれたがそのうちの5%程度小豆を入れられ一握り分位の黒米も入れてあった。酵素玄米というのは、玄米についている酵素も一緒に炊くというもので、玄米を洗う時は手でゴシゴシではなく、流水にかけながら泡だて器でゆっくり混ぜながら付着している酵素は残すようにして玄米についたゴミを落とす、といった感じ。洗い終えたら一升分のお水からカップ1程度減らして(これを圧力釜の底に入れる)それに大匙1杯位?(ティースプーンにピラミッド状にした天日塩)をゆっくり溶かしていかれた。強めの中火?で25分位で沸騰するまで火にかけ、その後そのまま13分。その後少し弱火にして15分炊いて火を止める。そのまま放置(蒸らし)すること50分で炊き上がり。小豆のいい香りがキッチンに立ち込めました。これを炊飯ジャーに保存。2,3日した方が美味しいらしい。なんと一週間もそのまま美味しい状態が保てるそう。黒米や小豆に染まって見た目の色もきれい。試食させてもらったら、無農薬はぜかけ米だし、きっとミネラルたっぷりの良いお塩が使ってある所為もあるだろうし、Kさんが炊かれた玄米ではあるし、とても美味しかった。炊飯ジャーの電気代はかかるかもしれないけれど、たぶん30W位じゃない?と言われていた。炊く時間の節約にもなるし、1週間に1度炊けばいいのならエコだと思う。

時間がゆるす限りお喋りをして帰った。Iさんは体調を崩されていたことや、私も忙しかったりして、3,4年位?Iさんにお会いしていなかったけれど、お元気そうなのが分かったのも良かった。

また炊く現場を見せてもらいに行きたいと思う。そして自分でも炊けるようになれたらいいなと思う。

 

 追記)
Iさんが通われている「太陽の駅」(琴崎八幡宮の近くの圃場)で、キュウリ2苗→800本、ゴーヤ1苗→200本、スイカ1苗→15個ほどの収穫があったそうです。何年度の実績かはわからないけれど、植物のポテンシャルの凄さには驚きます。勿論、有機無農薬で化学費用など一切使わずでの実績です。(゚д゚)!!