行こうか行くまいか迷っていたけれど、相方さんがチケットを取ってくれたので二人で上原ひろみのライブに出かけた。過去記事を辿ると７年ぶりになるようで今回が２回目。
先回聴いた時はまだピアノの練習を始めてはいなかったけれど、今回はピアノを少し弾くようになったこともあって、余計にこの人の凄さに感嘆する。そして先回同様、お辞儀の仕方は９０度に限りなく近いし、MCを聴いていても、なんと謙虚な方なのだろうと思う。
後半のラプソディーインブルーは、４０数分間ずっとバリバリのテンションで弾きっぱなし。途中にスターウォーズ他いろんなフレーズが入っていた。あれだけのテンションで弾き続けて、まじで疲労骨折しないんだろうか？とずっと真面目に考えていた。
入手したのはS席の１１列目の端だったけれど、向かって右手側の席なので、表情は見えども、手元は全くみることができず。２０分の休憩時間に、スタッフの人に空いているA席に移動できないか訊いてみたら、あっさりダメと言われた。一寸釈然としなかったので(苦笑)あまり忙しそうにしていない若い男の子にダメ元でもう一度だけと思って思い切って訊いてみた。すると対応してくれて、A席の向かって左手側に移動させてもらえた。ありがたいね。ありがとう♪
移動したのは大正解。S席の時は、マイクが拾った音ではなく生音が聴こえてきていたけれど、A席移動の後は音が大きく聴こえて、後で旦那さんが言っていたけれど、私たちの席のすぐ後ろの上方にスピーカーがあったらしい。とても音がよく聴こえた。
そして、やはり手元が見えたのは良かった。臨場感がまるで違った。背中しか見えないかと思いきや、横顔の表情も見えた。全席ｅチケットだったので、席はきれいに前側から埋まっていっていたけれど、手元が見える席に座りたかった人は多かったに違いない。Ｓ席は埋まっていたと思うけど、手元の見えるＡ席右側で訊く方が間違いなくいい。
先日聴きに行った現役東大院生ピアニストの角野隼斗さんも上原ひろみさんの公演に行かれたようだけど「永遠の憧れ」とどこかに書いておられた。あのかてぃんさん(角野さん）が憧れると言われる上原ひろみさん。私の理解を遥か超えたところで具体的な理解があるだろうから、私が聴いても凄いけど私が思う以上にとんでもなくすごいのだと思う。
本当にこの人の演奏はずば抜けていると思う。あ～、もっと細かく正確に聞ける聴覚と脳みそが欲しい。最近老化が激しい私、鍛えれば少しはまだより細かく聴けるようになるのかしら？まずは、自分自身のピアノの練習を頑張ることからかな。
#上原ひろみ全国ツアー2019Spectrum
