UFOキャッチャー

回転寿司屋の待ち時間、待合の場所に置かれたUFOキャッチャーが目にとまる。私一人だったら絶対しないのだけれど、UFOキャッチャー商品を希望していたあの人の事が頭をよぎった。相変わらず前頭葉が働かずモゾモゾしていたら、相方さんがすかさず百円玉を機械に投入してしまった。いつも強引な相方さんは早速ボタンに手をかけて動かしはじめる。大の大人がUFOキャッチャーをしている姿に、側に座っていた子供も、おばあちゃんも、おじさんも、ジッ〜っと見てる。あ〜はずかしっ。一回目、失敗。はい、次!と言われ、席に座って恥ずかしさを堪えつつ「あのピンクのひよ子、欲しいなぁ」と残された1回、今度は私がボタンを押す。「あ〜ちょっと(ボタン離すのが)早かった。。」「あっ、また一寸早かったな。。」・・・あ〜ぁと思っていたら、そのアームは一度目に耕された所為もあるのか、深く入り込んでいって、ごっそり掴んで上に上って行った。「え〜っ!?」「でも(途中で)落ちる?」と思っていたら、そのピンクのひよこを含む商品は途中で落ちることなく受取口に通じる筒の中にごっそり入って行った。「え゛〜っ!?うそっ!!信じられな〜〜い!!!」。欲しかったピンクのひよ子を含む3つの商品はワントライで私にゲットされてしまったのでありました。
その後相方さんは「今日はこれをゲットするためにここに来たのだよ。」と言っていた。私は少し笑いながら、この運の良さを密かに喜び、でも同時に妙な不思議さを感じつつ、大好きなウニをご馳走になり、少〜し機嫌良く帰りのアッシーをしてあげたのでした。

・・・しかし、今回のこの運の良さは、私の所為だったのだろうか?相方さんの所為だったのだろうか?6*7号の所為だったろだろうか?ま、全部の所為ということにしておくか。