日曜日に仕事が無い日は、朝はサンデーモーニングを見ている。今日は左端に青木理さんが座っておられ黒板を使っての解説をされていた。穏やかで聴き手にとても解りやすかった。ジャーナリストだし情報量など私とは比べ物にならないと思うけれど、対話を尊重しようではないかという考え方などは私もそう思うし支持したい。同じように思える人の意見を聴くと心身に力が湧いてくる。圧力ばかりではなく具体的な方法、対話のために具体的に道筋をみつけ上手くもっていく。一方的な押し付け、弱者への配慮なさ、金権、報復、暴力、私的な優遇措置、結局そういうものを推し進めれば、当たり前だけれど歪む。
今日青木理さんが座っておられた席にいつもおられたコメンテーターの岸井成格さんはここのところ帽子をかぶって出演されていたけれど、出られない所をみるとガンの具合が良くないのかもしれない。ジャーナリストってやりがいもあろうけど、ストレスの多い仕事だと思う。でもジャーナリストの役割は大きい。どこかに癒着することなくリベラルな考えをもとにこれからも頑張って貰いたい。
青木さんはウィキペディアで検索してみると慶応卒で年齢は私とほぼ一緒だった。ＳＮＳもブログもしておられないそう。フェイスブックを頻繁に覗いてみがちな昨今の私はその在り方もいいなと思う。自分の思いや考え、感性を大切にしつつ周りも大切に思っていけるようにするには、情報との関わり方も、少し考えてみる必要があるなと自分を振り返り思う。
