いぶきの剪定

実家のいぶきは近年の懸案事項の1つ。少しずつ私がノコギリで枝を落としていたものの、伸びたい放題で困った事になってきたので、15cm位ある大きな枝をこの冬は切ることにした。できれば新月のあたりに切ると決め、ようやく決行。夏頃、電動ノコギリを買ってもらったけれど、危ないから一人の時は使わないようにと言われていた代物。そうは言われても、色んな折り合いもあるし、と思って一人で行動に移した。

電動ノコギリのスイッチを入れると、プラスチックの部分も多いチープなものだから余計に、危ない道具だなと感じる。ケガをすれば大ごとになることは十分に想像できた。足元で小さめの枝を試し切りしたあと、脚立に上がってスイッチをいれて、割と高い位置の幹に慎重に刃を入れた。どちらの方向に倒すか、枝の重心はどこにあるのか。色々私なりに計算をして、最後は祈るように「ごめんね、ごめんね、ありがとうね。」とずっと心の中で唱えつつ、倒していった。最後にゆっくりと刃を入れると、無事に倒したい方向に上手い具合に倒れてくれた。部分を落とし全部を倒したわけではないけれど、なんとも言えない気分になる。作業後もごめんねと合掌する。倒れた枝に、何度もありがとうねと伝える。

落とした枝は今年もクリスマスツリーになりました。今年は大きめ。枝の心材のピンクの所は今後スプーンかバターナイフか何かに加工できればいいなと思う。切った後、畑の日当たりがよくなりました。ごめんね&ありがとうね。

ビャクシン属いぶき。花言葉は「援助」

 今年の冬は実家の畑にはほぼ何も植えていないけれど、チューリップやら芽がでてきて食べられなくなったニンニクのかけらを埋めてみました。頂いた球根だけれど名前がわからない、ピンクのヒガンバナのような花が咲くお花を株分けして植えて、新規購入分のハーブの苗やパンジーも植えた。ゆくゆく野菜と一緒に花も咲いている畑にしていきたい。ま、どうなることやら。