日帰り石見銀山

nocochan2005-06-07

日曜日の夕方6時半、幼馴染のY2から電話がかかってきた。
Y:「ねえ、明日ひま?」
N:「うんうん、暇、暇」
Y:「じゃあ、明日石見銀山に行こう!明日の6時半待ち合わせということで・・・」
N:「(6時半・・・起きれるんかいなぁ(~_~;))・・・うん!」

という訳で、思い立ったが吉日で、昨日は島根の石見銀山まで日帰りで行ってきた。
過日、魔法使いの皆様と?島根のいこいの村に行った折、石見銀山に行ってみたいなぁと思っていたら、こんなに早く石見銀山に行けるようになろうとは。

一人のお気楽さもあるけれど、二人の楽しさもまたヨロシ。二人だと食事も楽しいし、おしゃべりも楽しいし、旅費は半分で済むし、エネルギー的にも経済的。一人で宮崎まで日帰りした時は、900kmも運転していると、気持ち的にも途中で虚しくなってくるしちょっと辛かったりしたけれど、二人だと運転も交代できるし、サポートしてもらえるし、楽〜♪

過日島根に行ったときも思ったけれど、島根県って山のエネルギー?の面白い場所だなぁと思う。鉱物資源の影響なのか?イザナギ?orイザナミ?のお墓があるのだと友が行っていたような、、。
石見で最初に銀を見つけたのは、山口の大内氏(名前忘れた)だったとか。本格的に採掘されるようになったのは、それから200年くらい後のことらしいけれど。世界の銀の産出の35%も占めて、多いときは年間14トン(だったかな)もの銀が輸出されていたというのだから、おったまげ〜な話である。

建築物が面白いなぁと思ってみていたら、建造物保存地区となっていた。世界遺産に登録される可能性もあるみたい。奈良国立文化財研究所?の手も入っているみたいで、なるほどとその美しい景観に納得。長い時間をかけて、江戸時代の当時の建物の状態に戻そうとされているようだった。縁側のあるお宅がつづき、軒先の竹製の花入れに季節の花が入れてある。溝には水が流れ、心和む。世界遺産に登録となれば、町ぐるみで色々と当事者ならではのご苦労もおありだろうけれど、皆が協力して楽しみながら、全体的に活性していくのだろうなぁと(望みも込めて)思う。

お昼は、おそばを頂いた。ニ八(2:8)と十割そばの二種類がいただけるおそばの定食。生わさびが付いてきて自分で擂ってそばの上にチョンとのせる。なんとも、こしの強いおそばだった。ニ八そばの方が美味しかったかな。血管が(ルチンが豊富?)丈夫になるよ、と友。加齢とストレス?による老化を感じる友と二人、何かにつけて健康の話になる。ここのお蕎麦屋さんも坪庭に光が差し込んでステキであった。

一帯をずっと歩いていると、アーチストの工房なども点在して、面白い。クラシカルでかつモダン。日本の一地点でありながら、ワールドワイド。

友が案内してくれた「群言堂(?だったかな)」というお店は、旧家を生かしたステキな建物。元からあった樹木や木材など、生かせるものはそのまま活かし、その古いものと調和させるように新しくモダンに手を加えられてた。建物内部の一角はまるで都市のブティック。雑誌に載っていて興味をもったお店だったことを暫くして思い出した。

石見銀山は、また来たいなと思わせる佇まいであった。また来よう〜。

帰りは養老温泉に友が連れて行ってくれる。レトロな温泉は友と二人で貸切状態。タイムスリップしちゃいそうな温泉で、2時間以上も歩き回って疲れた足腰をほぐす。
ボーっとして、今回は(も)付いて行くだけのプチ遠出だったけれど、いつものことながら、友に感謝♪

友と知り合って三十有余年経つのに、今回友の小さい頃の話(山口大神宮界隈が友の遊び場だった話等)など知らなかった話など聞けて、三十年以上たっても以外に思うことってあるんだなぁと思った。

さて、次回のプチ遠出はいずこへ。。。