初めてのMRI体験

待望の?MRI検査。病院へ向かう途中、信号にひっかかることが多く、「病院へ行くな?ってこと?」と自問するが、「MRIも注射もする」っぽい。

精度の悪いポンコツ頭ではよく解らないねぇなどと思いながら、足を引きずりながら(う〜お気の毒)病院へ向かう。木曜午後は人は少なめで、すぐに検査のお呼びがかかる。

問診で「閉所恐怖症ですか?」という質問があり「いいえ」にマルをしたけれど、いざ検査になると「閉所、怖い!」の気持ちが出てきた。現世的には、トラウマは無いような気もするけれど、記憶から遠のいているだけか?かなり怖いという気分がやってきた。最近、信心も愛も感じ方が超希薄だからかもしれない。色々とぶち切れちゃっているからねぇ、、。考えてみると、閉所恐怖症かどうかというのは「いいえ」ではなくて「解らない」だった。

検査技師の方から説明があって「工事現場のような大きな音がしますが、これは機械の故障の音ではありませんから。それから、30分位時間がかかりますので、寝ていて下さい」とのこと。

ヘッドホンからユーミンのチャイニーズスープが流れてくる、と同時に、ゴンゴンと機械音が鳴り出す。閉所に慣れていく気分にもなれなかったので、検査技師の方から言われた通り、寝る。寝ていたら怖くなくなってきた。

目をつぶっていると、振動(?のようなもの)が伝わってくる。背骨、骨盤、、、一番長く感じた振動は横隔膜のあたりだったかな。途中から胸の辺りが暖かくなってきた。ちょっと気持ちよかった(笑)。うとうとと、気持ちいいなって思っていたら30分が経っていた。

殆ど待つ間もなく、診察室へ。画像を見せてもらう。
先生曰く、「この歳で、これは、ちょっと、良くないですねぇ、、、。まあ、でも今しっかり自覚しておくのと、そうでないのとでは、後々で随分違ってきますから。」
確かに、かなり、不味いんでないの?!な状態であった。
同じ体勢でグゥーっと辛抱して、無理を続けるようなことをしてはいけませんよ、と言われた。「性格変えないといけないんでしょうね」というと、「そう、そう、そうなんですよ〜〜!」と言われた。やっぱり・・・。

これからは、無理せずに、遠慮などせずに、重い荷物は持ってもらおう。といっても、見た目丈夫そうにみえるみたいだから、それが問題。私も、ついつい、大丈夫でなくても、大丈夫って言ってしまうし、(;_;)
弱い自分は嫌いだったけど、弱い自分も認めてあげなくてはね。(;_;)

覚悟は決めていたので、神経ブロック注射なるものもしてもらう。前の職場の友から「すごく痛い」と聴いていたので、多少ビビリながらも、でも、こうなったら、なんでもあり!と言うわけで、お願いした。

案の定、すごく、すごく痛かった(;_;)。しかし、注射の後は、なんだか痛みが治まっている。神経に作用させてあるからか、注射の後は、力が入らずフラフラして上手く歩けず。でも上手く歩けない自分が面白かった。

点滴を打たれていたので暫く横になっていたら、先生が、注射に入れられた薬の名前を上げてくださった。聞いたことない(あたりまえ)名前ばかりだけど、その中の一つに「ステロイド剤」があった。ゲッ(~_~;) アトピーの子などから聞いたことのある「ステロイド剤」。確か、ステロイド剤は、骨に沈着していって、そのうちに骨をボロボロにしてしまうと聞いた。そんなもの身体に入れていいのだろうか?(ってもう注射打たれたので、今から言っても仕方ないけれど。)

2週間後にまた経過をみて注射をする予定だけど、なんだかもうノーサンキューかも。

薬を注射してもらって、すぐあとは、麻酔も効いている所為もあってか、かなりよかった。家に帰ってからも、調子よかった。今までの痛みの30%ぐらいしかない。

そして、翌朝。こんな風に自然に快適に目覚めていたことが、そういえば過去にあったんだぁと思い出すくらい気持ちよく目覚めることができた。例えるなら、修学旅行の日の朝に、いつもより少し早く目が覚めて、朝の空気を美味しく吸えている心地よさ。神経がしっかり休まった後の目覚めってこんな感じなのかなぁと思った。

しかし、朝はよかったが、後がいけなかった。朝は目覚めよかったのに、夕方になると、何だか気分低下。個人的な気持ちのもち具合の所為もあるかもしれないけれど、神経に作用させている薬ではあるし、何となく、薬の所為もあるのでは?という気もしないでもない。

どんな薬が使われていたのか調べてみたほうがいいのかも。人によって薬への反応も違うと思うし、使い方次第のところもあろうけれど、副作用も頭に入れておいたほうがいいだろう。

今のところ、以前の痛みに比べると、やや収まっている(6割程度?)気もするけれど、Pさんが遠隔治療のエネルギーを送って下さったみたいだし、どれが、どれだけ効いているのか、よく解らない。

いつもは東洋医学よりの私が珍しく西洋医学にお世話になっている。さて、今後の治療は、どのようにして行くのがよいのか。好き嫌いも考慮しながら、でも、なんでもあり、かな。