優しく労わるコンソメスープ

理由あってしばしの間、海草とか繊維の多い野菜を摂らない方がよいみたいなので、今日も昨日に引き続きコンソメスープを作った。昨日は適当に色んな野菜を入れて、他にはほんの少しのベーコンと、梅干の種2つと塩コショウで味付け。美味しかった。

昨日は丁寧に作って美味しく出来たので、今日も丁寧に作り始めたけれど、分量がいい加減なこともあり味が決まらず何度味を調えようとしても上手く行かなかったので、次第にデリカシーを欠き(いつものことですねぇ(~_~;))少し調子にのって、コショウをガ〜ッと入れたら、大失敗。辛くなりすぎたのでお湯で薄めようかと思ったけれど、偶々先日作った柚子ジャムがあったので、それをほんのちょっぴり入れたら、意外や意外、まろやかな味になって、とっても美味しく仕上がった。

今回入れすぎてしまったけれど、やっぱり胡椒は必須。むかしは(ってどれくらい昔か解らないけど)金と胡椒が同じ分量で取引されたというのも頷ける。胡椒は山口の気候(気温)では育たないのかなぁ。胡椒の木が欲しい。

柚子ジャムは意外と料理に使えそう。申年の梅(は薬になるらしい)の種も、な〜んか良さそう(薬効ありそう)って頭が働いてジャムを作ったあとにとっておいたけど、ちょっとした酸味を出すのに、また料理の隠し味としても使えますね。

圧力釜で濃く煮出したスープを飲むと、野趣溢れる?野菜とほんの少しのベーコンで作ったものなのに、海で摂れるもののような味(甲殻類に似た味?)がするのが妙。野菜の種類によってはうまみ成分に似たものがあるのかな?とも思うけど、単に私の味覚がオカシイのかもしれない。

若い頃はコンソメスープなんて、殆ど興味なかったけれど、体を労わるにはもってこいの逸品であると痛感する。辰巳芳子先生ではないけれど「命をささえるスープ」って感じがする。

さて、スープな日々の最終回の明日は、更に応用編で?月桂樹の葉っぱや草(からすのえんどうやタンポポの葉っぱ)入りでも作ってみようかな(笑)。