冬季平昌オリンピック

昨日から始まった2018平昌オリンピック。92の国々から2925人の選手が出場するらしい。スポーツを介しての平和を主眼に作られた舞台、華やかなオープニングセレモニー。東京オリンピックには基本反対の立場の私だけれど(たかが2週間程度のイベントに1兆3,500億円(予備費1000〜3000億円は含まず)は今も苦しむ3.11の被災者や社会的弱者にまわして欲しかったし、それだけのお金を小分けに有効に他に使うならどれだけの事ができるだろうと思う)沢山の人々が膨大な時間と費用(今回は1兆円?)をかけて作られた国家的な場であるので、勿論パワーがあり、夢もあり、特別な印象を与えるというのはある。色んな国があるんだなと、日頃関わる事のない国々のことも想う。今回は北朝鮮からの参加もあり、朝鮮と一緒に統一旗をもって一緒に行進をしていた。国家ぐるみの薬物疑惑のあったロシアは国家としては参加を認められず個々人での参加となった。
人は美しいものを見るのは好きだし、人間の素晴らしさを感じたいもの。スポーツって良いなと単純に思う。一方で国を背負うとなると、色んな思惑はでてくるし、全うであるとは思えない部分もでてくる。何の世界でも同じではあろうけれど、組織が大きくなれば歪はでてくる。その中で何を見、感じるか。より全うな人間で、まっとうな人達を楽しみたい。そして文明や技術が進歩しても、一番には生身の人間にエールを送りたい。